21.8.2 コンテナのホストマシン以外のホストと連携する場合の設定
JP1/AJS3 - Agentを導入したコンテナがコンテナのホストマシン以外のホストと連携する場合は,コンテナと連携するホスト間で両方向のTCP/IP通信ができるようにしてください。通信の設定手順は「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
ポートフォワーディング機能を使用して通信設定をする場合は,JP1Baseのポート番号に加えて,JP1/AJS3 - Agentで使用するポート番号もポートフォワーディングするように設定してください。JP1/AJS3 - Agentで使用するポート番号については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 付録A.1(2) JP1/AJS3 - Agentのポート番号」を参照してください。また,ポートフォワーディング機能を使用して通信設定をする場合,ポート競合によりコンテナのホストマシンで次のサービスは起動できません。
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キューレスエージェントサービス
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JP1/AJS3 Autonomous Agent Messengerサービス
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JP1/AJS3 Check Agentサービス
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JP1/AJS3 System Control Managerサービス
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JP1/AJS3 System Control Agentサービス
そのため,キューレスジョブ,フレキシブルジョブ,定義内容の事前チェック機能,マネジメントポータル実行環境をコンテナとコンテナのホストマシンの両方で使用する場合は,macvlanブリッジを使用して通信設定をしてください。