20.14.2 HTTP接続ジョブの環境設定パラメーターの詳細
HTTP接続ジョブの環境設定パラメーターの詳細について説明します。
なお,「デフォルト値」とは,環境設定パラメーターを省略した場合の仮定値です。
- 〈この項の構成〉
(1) TRANSFER_DECODING
HTTP接続ジョブで,Web APIから受信したデータを受信ボディ格納ファイルに出力する場合に,チャンク形式のデータをデコードするかどうかを指定します。
- 形式
-
"TRANSFER_DECODING"="{Y|N}"
- 指定できる値
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- Y
-
チャンク形式のデータをデコードします。
- N
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チャンク形式のデータをデコードしません。
- デフォルト値
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N
JP1/AJS3の新規インストール時に「Y」が設定されます。
- 推奨値
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運用環境に応じて設定してください。
- 設定が有効になるタイミング
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即時
- 注意事項
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この環境設定パラメーターの設定を変更した場合,設定を変更したエージェントホストで実行するHTTP接続ジョブの受信ボディ格納ファイルの形式が変更されます。HTTP接続ジョブの受信ボディ格納ファイルを使用する処理で,チャンク形式のデータの出力形式が変更されても問題ないことを確認してから,この環境設定パラメーターの設定を変更してください。