15.3.18 ネットワークを介したファイルをファイル監視ジョブで監視するための設定
ネットワークを介したファイルをファイル監視ジョブで監視するための設定手順を次に示します。この設定をする場合の注意事項については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.6.2 ファイル監視ジョブの注意事項」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 定義手順
-
JP1/AJS3のサービスを停止する。
次のコマンドを実行して,プロセスがすべて停止していることを確認します。
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※ # /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
- 注※
-
自動停止の設定がされていることを確認してください。
-
次のコマンドを実行して,「(2) 環境設定パラメーター一覧」の環境設定パラメーターを設定する。
jajs_config -k "定義キー名" "環境設定パラメーター名1"=定義内容1 ["環境設定パラメーター名2"=定義内容2]
-
JP1/AJS3を再起動する。
設定した内容が反映されます。
(2) 環境設定パラメーター一覧
定義キー |
環境設定パラメーター |
定義内容 |
---|---|---|
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AOMAGENT]※ |
"NetworkFilewatch"= |
ファイル監視ジョブでネットワークを介したファイルを監視するかどうか |
"NetworkFilewatchTimeout"= |
ファイル監視ジョブでネットワークを介したファイルを監視するときの監視対象ファイル情報取得処理のタイムアウト時間 |
- 注※
-
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,次の個所を参照してください。