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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド


10.2 JP1/AJS3シリーズプログラムのアンインストール

この節では,JP1/AJS3のアンインストールについて説明します。

重要
  • JP1/AJS3をアンインストールすると,JP1/AJS3のプログラムが削除され,ユーザー環境(データベースや環境設定ファイルなど)そのものも削除されます。そのため,JP1/AJS3をアンインストール後に,新たにJP1AJS3をインストールすると,すべて最初から設定し直す必要があります。

  • [コントロールパネル]−[管理ツール]−[サービス]画面を開いた状態でアンインストールすると,JP1/AJS3で提供しているサービスの[スタートアップの種類]が「無効」となり,アンインストールされない場合があります。アンインストールする場合は[サービス]画面を閉じてください。スタートアップの種類が無効となり,アンインストールされなかった場合は,システムを再起動するとアンインストールされます。[スタートアップの種類]が「無効」のまま再インストールした場合は,JP1/AJS3で提供するサービスがインストールされないため,注意してください。

  • [コントロールパネル]−[管理ツール]−[イベントビューア]画面を開いた状態でアンインストールすると,アンインストールに失敗する場合があります。アンインストールする場合は,[コントロールパネル]−[管理ツール]−[イベントビューア]画面を閉じてください。

  • クラスタ運用をしている場合は,JP1/AJS3のアンインストールの前にJP1/Baseで論理ホストの削除を実行してください。論理ホストの削除の詳細については,「8.2.8 論理ホストの削除」を参照してください。

  • ディザスター・リカバリー運用をしている場合は,アンインストールする前に,メインサイトおよびリモートサイトでディザスター・リカバリー運用を解除する必要があります。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 11.4 ディザスター・リカバリー運用をやめる場合の操作」を参照してください。

  • JP1/AJS3 - Viewのアンインストールは,インストール時に配置したファイルおよびフォルダだけを削除します。インストール時に配置した一部のファイル,およびインストール後に作成したファイルやフォルダは,ユーザーデータとして扱うため,削除されません。このため,JP1/AJS3 - Viewのインストールパスに,削除されなかったファイルおよびフォルダが残ることがあります。

    JP1/AJS3 - Viewをアンインストールしたあと,JP1/AJS3 - Viewのインストールパスに残ったファイルおよびフォルダは,手動で削除してください。

  • JP1/AJS3 - Viewをアンインストールしたときに,スタートメニューにプログラムフォルダが残ることがあります。不要な場合は,削除してください。削除の手順については,Windowsのヘルプを参照してください。

  • JP1/AJS3 - Viewをアンインストールしたときに,JP1/AJS3 - Viewインストールフォルダ\binが残ることがあります。残っていた場合,手動で削除してください。

WindowsホストからJP1/AJS3シリーズプログラムをアンインストールする手順を次に示します。

  1. JP1/AJS3シリーズプログラムをアンインストールするホストに,Administrators権限でログインする。

  2. すべてのプログラムを終了する。

    既存のJP1シリーズのプログラムが動作している場合,必ず停止しておいてください。

  3. Windowsの[コントロールパネル]で[アプリケーションの追加と削除]を選択する。

    アンインストールするプログラムを選択するダイアログボックスが表示されます。

  4. アンインストールするJP1/AJS3シリーズプログラムを選択し,[削除]ボタンをクリックする。

    プログラムの削除を確認するダイアログボックスが表示されます。

  5. [OK]ボタンをクリックする。

    選択したプログラムがアンインストールされます。

    JP1/AJS3 - Managerのアンインストール中に「JP1/AJS3_Databaseの削除に失敗しました。再度アンインストールしてください。」というダイアログボックスが表示された場合は,Windowsイベントログに出力されているメッセージKAVS2128-Eの対処方法に従って対処してください。

  6. 必要に応じて,JP1/AJS3で作成したユーザーファイルと,JP1/AJS3のインストール先フォルダを削除する。