6.6.1 稼働状況レポートの出力機能の設定
JP1/AJS3では,JP1/AJS3の稼働状況を把握するために,スケジューラーサービスの処理量やジョブの実行状況を,稼働状況レポートとして出力できます。この稼働状況レポートの出力機能を有効にする手順を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) 定義手順
-
Windowsの[コントロールパネル]の[管理ツール]で[サービス]を選択し,次に示すサービスを停止する。
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JP1/AJS3サービス
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次のコマンドを実行して,「(2) 環境設定パラメーター一覧」の環境設定パラメーターを設定する。
jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容
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JP1/AJS3を再起動する。
設定した内容が反映されます。
(2) 環境設定パラメーター一覧
定義キー |
環境設定パラメーター |
定義内容 |
---|---|---|
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名]※ |
"AJSREPORTUSE"= |
稼働状況レポートの出力機能の有効/無効 |
"AJSREPORTDIR"= |
稼働状況ログファイルの出力先ディレクトリ |
|
"AJSREPORTSTOREDAYPERIOD"= |
稼働状況ログファイルを保存しておく最低日数 |
- 注※
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{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,次の個所を参照してください。