付録B.2 カスタムイベントジョブで引き継ぐ情報
各カスタムイベントジョブの引き継ぎ情報の一覧を,次の表に示します。
アイコン名 |
変数 |
説明 |
Windows |
UNIX |
サイズ (バイト) |
---|---|---|---|---|---|
共通 |
CMTMOUT※1 |
ジョブが打ち切り終了したかどうか t:打ち切り終了 f:打ち切り終了以外 |
○ |
○ |
1 |
OBJECT01〜OBJECT10 |
連携プログラム側で定義された情報※2 |
○ |
○ |
4,085 |
- (凡例)
-
○:指定できる。
- 注1
-
引き継ぎ情報に次の文字が含まれていた場合,すべて空白に置き換えられます。
「\r」「\n」「\b」「\f」
- 注2
-
マクロ変数名と引き継ぎ情報のサイズの合計が4,096バイトを超えないように,事前にマクロ変数名のサイズや引き継ぎ情報のサイズを見積もった上で運用してください。特に,起動条件をAND条件で定義している場合は,起動条件内に定義したすべてのカスタムイベントジョブのマクロ変数名および引き継ぎ情報をマージします。このため,マクロ変数名と引き継ぎ情報のサイズの合計が4,096バイトを超えないように注意してください。
- 注※1
-
カスタムイベントジョブが監視条件によって正常終了した場合,CMTMOUTへ"f"を格納します。打ち切り時間が経過した場合,CMTMOUTへ"t"を格納します。エラー発生によってカスタムイベントジョブが異常検出終了した場合,CMTMOUTへは何も格納しません。
- 注※2
-
格納する情報は,JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsでユーザーが定義した情報です。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 for Cloud Service Applications」を参照してください。