3.4 起動条件の検討
JP1/AJS3では,実行する日時をあらかじめ指定できない不定期な業務でも,設定した条件の成立を契機に実行させることができます。この条件を起動条件といいます。起動条件にはイベントジョブおよびカスタムイベントジョブを指定でき,次のような事象を契機にジョブネットを実行できます。起動条件には,複数のイベントジョブおよびカスタムイベントジョブを指定できます。
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あるファイルが更新されたときに実行(ファイル監視ジョブ)
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特定のJP1イベントを受信したときに実行(JP1イベント受信監視ジョブ)
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指定した時間が経過したときに実行(実行間隔制御ジョブ)
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ログファイルに特定の文字列が出力されたときに実行(ログファイル監視ジョブ)
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メールを受信したときに実行(メール受信監視ジョブ※)
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連携プログラムが監視する事象が発生したときに実行(カスタムイベントジョブ)
注※ メールシステムとの連携が必要です。
起動条件の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 3.4 起動条件の定義」を参照してください。
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