2.2.5　Web Consoleサーバを使用する場合の構成例

Web GUI，またはユーザーアプリケーションを利用してJP1/AJS3を監視する場合は，Web Consoleサーバを導入します。Web Consoleサーバを使用する場合のシステム構成例について次に説明します。

〈この項の構成〉

(1)　Web Consoleサーバとマネージャーホストを同じホストで運用する場合

1台のホストにJP1/AJS3 - ManagerとJP1/AJS3 - Web Consoleを導入します。

クライアントとして，JP1/AJS3 - Viewのほかに，Web GUIまたはユーザーアプリケーションが利用できます。

なお，この構成は，ホストのOSがWindowsまたはLinuxの場合にだけ構築できます。

図2‒10　Web Consoleサーバとマネージャーホストを同じホストで運用する場合のシステム構成例

JP1/AJS3 - ManagerとJP1/AJS3 - Web Consoleを別々のホストに導入します。

クライアントとして，JP1/AJS3 - Viewのほかに，Web GUIまたはユーザーアプリケーションが利用できます。

図2‒11　Web Consoleサーバとマネージャーホストを異なるホストで運用する場合のシステム構成例

Web GUIやユーザーアプリケーションがインターネットを経由してHTTP接続する場合，Web ConsoleサーバをDMZに配置することを検討します。これによって，よりセキュアなシステム構成を実現できます。

図2‒12　Web ConsoleサーバをDMZに配置する場合のシステム構成例1

図2‒13　Web ConsoleサーバをDMZに配置する場合のシステム構成例2

クライアントとWeb Consoleサーバとの間に，ロードバランサーやリバースプロキシなどの中継装置を配置した構成はサポートしていません。