6.1.1 メンテナンス作業の流れ
JP1/AJS3のデータベースに組み込みDBを使用して長時間運用する場合,レコードの削除でインデクスに無効領域が発生します。この無効領域は,次に示すどれかの方法でメンテナンスする必要があります。
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自動メンテナンス機能を有効にする
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ajsembdbreclaimコマンドで有効領域化する
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再編成する
自動メンテナンス機能またはajsembdbreclaimコマンドを使用すると,データベース内にある無効領域だけで構成されるページ(空きページ)を回収して再利用できるようにします。これらのメンテナンス方法は,サーバ稼働中でも実行できるため,定期的にメンテナンスすることで,データ領域が効率良く利用できるようになります。
通常の運用では,このようにメンテナンスするだけで,再編成の必要がありません。ただし,ページの利用効率が低い場合(ページ中に有効データが1件だけある場合など)は,回収できる空きページが少なくなり,効率良く回収できないことがあります。このようなときは,再編成を実施する必要があります。
メンテナンス作業の流れを次の表に示します。
項番 |
作業 |
参照先 |
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1 |
メンテナンス時期を見積もる |
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 9.1 メンテナンス時期の見積もり」 |
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2 |
メンテナンス方法を選択する |
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3 |
ajsembdbreclaimコマンドでメンテナンスする(通常運用の場合) |
ajsembdbreclaimコマンドを手動で実行する |
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 9.2.2(2) ajsembdbreclaimコマンドを手動で実行する」 |
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4 |
ajsembdbreclaimコマンドを自動で実行する |
自動メンテナンス機能で実行する |
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 9.2.1 自動メンテナンス機能を使用する場合」 |
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5 |
ジョブに設定して実行する |
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 9.2.2(1) ajsembdbreclaimコマンドを自動で実行する」 |
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6 |
データベースを再編成する(ページの利用効率が低い場合) |
コマンドで再編成する |
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 9.2.3(1) ajsembdbrorgコマンドでデータベースを再編成する」 |
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7 |
スクリプトで再編成する |
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 9.2.3(2) スクリプトを使用してデータベースを再編成する」 |