11.5.2 WSFCでの注意事項
WSFCでの注意事項について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) SSOの起動と停止
- SSOリソースが起動している場合
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クラスタアドミニストレータのウィンドウでSSOリソースが「オンライン」と表示されている場合,必ずクラスタアドミニストレータのウィンドウ上でSSOリソースを停止してください。ssostopコマンドを使用してSSOリソースを停止しないでください。
- SSOリソースが停止している場合
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クラスタアドミニストレータのウィンドウでSSOリソースが「オフライン」と表示されている場合,必ずクラスタアドミニストレータのウィンドウ上でSSOリソースを起動してください。ssostartコマンドを使用してSSOリソースを起動しないでください。
(2) クラスタシステムのIPアドレス
DNSなどで名前解決をする場合などで,hostsに自ホストのIPアドレスを登録していない場合,APIPAによって割り当てられたリンクローカルのIPアドレスが設定され,SSOの通信で障害になることがあります。これを防止するため,クラスタシステム下で使用するIPアドレスは,物理ノードのホスト名が解決できるように設定してください。