ssocollectd
形式
- 定義ファイルの再読み込みを指示する
ssocollectd -r
- ssocollectdデーモンプロセスに関数トレースダンプファイルの出力を指示する
ssocollectd -F
- SSO起動定義ファイル内で指定するオプション
[-f]
機能
リソース収集を行うデーモンプロセスです。コマンドとして実行した場合には,定義ファイルの再読み込み,および関数トレースダンプファイルの出力を行います。
オプション
-f
収集状態の「収集不可」を抑止します。-fオプションを指定すると「収集不可」には遷移しません。-fオプションを指定しないと「収集不可」に遷移します。収集状態の遷移については,「2.2.2 リソースの収集」を参照してください。このオプションはSSO起動定義ファイル内だけで指定できます。また,このオプションの指定の有無はssocolmngデーモンプロセスの設定と合わせてください。
-r
ssocollectd動作定義ファイル(ssocollectd.def)およびSNMP定義ファイル(ssosnmp.conf)を再読み込みします。このオプションを指定する場合は,コマンドラインから実行してください。SSO起動定義ファイル(ssostartup.conf)には,このオプションは指定しないでください。
-F
ssocollectdデーモンプロセスに,関数トレースダンプファイルの出力を指示します。このオプションを指定する場合は,コマンドラインから実行してください。SSO起動定義ファイル(ssostartup.conf)には,このオプションは指定しないでください。
関数トレースダンプファイルを出力するためには,ssocollectd動作定義ファイル(ssocollectd.def)のfunc-trace:キーをonにする必要があります。
戻り値
-rオプションを指定した場合の戻り値を,次の表に示します。
0 |
正常終了 |
-1 |
実行エラー |