はじめに
このマニュアルは,次に示す製品の機能と操作方法について説明したものです。
JP1/SNMP System Observer(以降,SSOと略します)
- 〈はじめにの構成〉
■ 対象読者
このマニュアルは,SSOの製品を使用して,ネットワーク上のサーバのシステム資源を管理したい方を対象とします。また,SNMPプロトコルおよびSNMPを適用したTCP/IPネットワークを管理する知識を持っていることを前提とします。
■ マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章から構成されています。なお,このマニュアルは各OSに共通のマニュアルです。OSごとに差異がある場合は,本文中でそのつど内容を書き分けています。
- 第1章 概要
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SSOのプログラムの概要や,システム構成,およびプログラム構成について説明しています。
- 第2章 機能
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SSOの機能について説明しています。また,運用上の注意事項についても説明しています。
- 第3章 インストールおよびセットアップ
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SSOのプログラムのインストールおよびアンインストールについて説明しています。また,運用前に必要なセットアップについても説明しています。
- 第4章 SSOの操作
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SSOのウィンドウを使用して,SSOを運用する手順について説明しています。
- 第5章 ウィンドウ
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SSOのウィンドウの起動方法,画面遷移,およびウィンドウの表示項目と項目に設定する内容について説明しています。
- 第6章 コマンド
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SSOのプログラムが提供するコマンドの文法と使用方法について説明しています。
- 第7章 定義ファイル
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SSOのプログラムが提供する定義ファイルの内容および定義方法について説明しています。
- 第8章 JP1製品との連携
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そのほかのJP1製品との連携によって,SSOでできることについて説明しています。
- 第9章 トラブルシュート
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SSOのプログラムで障害が発生した場合の対処方法について説明しています。
- 第10章 ベターユース
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SSOの上手な使い方,設定方法,運用対処などのノウハウを紹介しています。
- 第11章 クラスタシステムでの運用
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SSOでのクラスタシステムの環境構築,メンテナンス,環境解除などについて説明しています。
■ 製品体系および製品名称の変更について
JP1 Version 9では,JP1/Cm2/SNMP System Observer - Report Featureを廃止し,JP1/Cm2/SNMP System Observerに統合しました。
JP1 Version 11では,製品名称「JP1/Cm2/SNMP System Observer」を「JP1/SNMP System Observer」に変更し,製品名称「JP1/Cm2/SNMP System Observer - Agent for Process」を「JP1/SNMP System Observer - Agent for Process」に変更しました。
製品体系および製品名称の変更について,次の図に示します。