付録C.1 マニュアルで使用する環境変数
このマニュアルでは,主に次の2つのNNMi環境変数を使用して,ファイルやディレクトリの場所を参照します。次に示す変数はデフォルト値です。実際の値は,NNMiのインストール時に行った選択内容によって異なります。
- Windows
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−%NnmInstallDir%: <drive>:\Program Files (x86)\Hitachi\Cm2NNMi\
−%NnmDataDir%: <drive>:\ProgramData\Hitachi\Cm2NNMi\
- メモ
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Windowsシステムでは,NNMiのインストールプロセスによってこれらのシステム環境変数が作成されるため,すべてのユーザーがいつでも使用できます。
- 重要
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パス名にスペースを含む場合,必ずクォート("")で囲んでください。
(例)
"%NnmInstallDir%bin\ovstatus" -c
- Linux
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−$NnmInstallDir: /opt/OV
−$NnmDataDir: /var/opt/OV
- メモ
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Linuxシステムでは,これらの環境変数を使用する場合は手動で作成する必要があります。
なお,このドキュメントでは以下の環境変数を使用しています。以下のパスのように読み替えてください。
- Windows
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−%jdkdir%: %NnmInstallDir%nonOV\jdk\zulu\zulu8.56.0.21-ca-jdk8.0.302-win_x64
- Linux
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−$jdkdir: /opt/OV/nonOV/jdk/zulu/zulu8.56.0.21-ca-jdk8.0.302-linux_x64
また,このドキュメントには,NNMi管理サーバーでユーザーログオン設定を行うときに使用するNNMi環境変数も一部掲載されています。これらの変数の形式はNNM_*です。NNMi環境変数の詳細リストについては,「付録C.2 ほかの使用可能な環境変数」を参照してください。