21.7.2 SNMP Setオブジェクトアクセス権限の設定
次のファイルを使用して,ユーザーがアクセスできるノードでSNMP Set機能を使用するために必要なオブジェクトアクセス権限を設定できます。
Windows:%NnmDataDir%nmsas\NNM\server.properties
Linux:$NnmDataDir/nmsas/NNM/server.properties
SNMP Set機能の詳細については,NNMiヘルプを参照してください。オブジェクトアクセス権限の詳細については,NNMiヘルプ「管理」を参照してください。
SNMP Set機能に対するオブジェクトアクセス権限を設定するには,次の手順を実行します。
server.propertiesファイルを開く。
Windows:%NnmDataDir%nmsas\NNM\server.properties
Linux:$NnmDataDir/nmsas/NNM/server.properties
次の行を追加する。
permission.override.com.hp.nnm.SNMP_SET=<オブジェクトアクセスロール>
<オブジェクトアクセスロール>で有効な値は次のとおりです。
com.hp.nnm.ADMIN com.hp.nnm.LEVEL2 com.hp.nnm.LEVEL1 com.hp.nnm.GUEST
例えば,[オブジェクト管理者]および[オブジェクトオペレーターレベル2]オブジェクトアクセス権限でSNMP Set機能を使用できるようにするには,次のように入力します。
- (例)
permission.override.com.hp.nnm.SNMP_SET=com.hp.nnm.ADMIN,com.hp.nnm.LEVEL2
アクセスを有効にする各オブジェクトアクセス権限を含める。
次のコマンドをNNMi管理サーバーで実行して,NNMi ovjbossサービスを再起動する。
ovstop ovjboss ovstart
server.propertiesファイルへの変更は,ovjbossの起動時にだけ読み取られます。