20.3.2 異なるシステムでのリストア
バックアップコマンドとリストアコマンドを使用して,NNMi管理サーバーからほかの管理サーバーへデータを転送できます。異なるシステムでのリストアは,システム障害時の復旧や,オペレーティングシステムのバージョンアップでNNMiの異なるシステムへの転送などに使用します。
- ヒント
グローバルネットワーク管理機能を使用する場合は,NNMi UUIDがデータベースのリストア中にターゲットシステムにコピーされるため,ソースとターゲットの両システムがNNMiの同じインスタンスを実行するおそれがあります。ソースシステムからNNMiをアンインストールしてください。
- メモ
グローバルネットワーク管理を導入する間など,同様の設定で機能するNNMi管理サーバーを複数作成する場合,nnmconfigexport.ovplコマンド,およびnnmconfigimport.ovplコマンドを使用します。
異なるシステムでのリストアは,両方のシステムで次の項目が同じである必要があります。
NNMiのバージョン(パッチを含む)
オペレーティングシステムタイプ
キャラクタセット(言語)
次の項目は,2つのシステム間で異なっていてもかまいません。
ホスト名
ドメイン
異なるシステムでのリストアの場合,nnmrestore.ovplコマンドはライセンス情報を新規システムにコピーしません。新しいNNMi管理サーバーの新規ライセンスを取得して適用してください。詳細については,ライセンスのマニュアルを参照してください。