16.7 IPv6管理機能を再度有効にする
IPv6専用デバイスの検出やIPv6アドレスステータスの監視など,IPv6通信を必要とする機能では,NNMi管理サーバーにIPv6グローバルユニキャストアドレスが設定され機能を果たすことが必要です。
次に示す手順で非アクティブにしたあとで,IPv6機能を再度アクティブにする方法を説明します。
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nms-jboss.propertiesファイルを編集する。
次の場所を探してください。
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Windows:%NNM_PROPS%\nms-jboss.properties
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Linux:$NNM_PROPS/nms-jboss.properties
NNMiでは,各プロパティの完全な記述を用意しており,nms-jboss.propertiesファイルのコメントとして示しています。
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# Enable NNMi IPv6 Managementで始まるテキストを探す。
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NNMiでIPv6通信を有効化するには,次のプロパティをコメント解除する。
java.net.preferIPv4Stack=false
プロパティをコメント解除するには,行の先頭から#!文字を削除します。
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# Enable NNMi IPv6 Managementで始まるテキストを探す。
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NNMiでIPv6通信全体を有効化するには,次のプロパティをコメント解除する。
com.hp.nnm.enableIPv6Mgmt=true
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nms-jboss.propertiesファイルを保存して閉じる。
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次のコマンドを実行して,NNMiを再起動する。
ovstop ovstart
- 重要
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高可用性(HA)でファイルを変更する場合は,クラスタの両方のノードに変更を加える必要があります。HA設定を使用するNNMiでは,変更でNNMi管理サーバーの停止と再起動が必要な場合,ovstopおよびovstartコマンドを実行する前にノードをメンテナンスモードにする必要があります。詳細については,「19.6.1 NNMiをメンテナンスモードにする」を参照してください。
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次のコマンドを使用して,NNMiプロセスを確認する。
ovstatus -v ovjboss
起動に成功すると,次のように表示されます。
object manager name: ovjboss state: RUNNING PID: <Process ID #> last message: Initialization complete. exit status: - additional info: SERVICE STATUS CommunicationModelService サービスが起動されました CommunicationParametersStatsService サービスが起動されました CustomPoller サービスが起動されました IslandSpotterService サービスが起動されました ManagedNodeLicenseManager サービスが起動されました MonitoringSettingsService サービスが起動されました NamedPoll サービスが起動されました msApa サービスが起動されました NmsCustomCorrelation サービスが起動されました NmsDisco サービスが起動されました NmsEvents サービスが起動されました NmsEventsConfiguration サービスが起動されました NmsExtensionNotificationService サービスが起動されました NnmTrapService サービスが起動されました PerformanceSpiAdapterTopologyChangeService サービスが起動されました PerformanceSpiConsumptionManager サービスが起動されました RbaManager サービスが起動されました RediscoverQueue サービスが起動されました SpmdjbossStart サービスが起動されました StagedIcmp サービスが起動されました StagedSnmp サービスが起動されました StatePoller サービスが起動されました TrapConfigurationService サービスが起動されました TrustManager サービスが起動されました
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IPv6を再度アクティブにすると,NNMiビューには,新たに検出されたノードのIPv6インベントリが表示される。
次の検出サイクルの間に,NNMiビューにはその前の検出ノードに関連するIPv6インベントリが表示されます。
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必要に応じて,デュアルスタック管理ノードのSNMP管理アドレス設定を指定する。
デュアルスタック管理ノードは,IPv4またはIPv6のどちらかを使用して通信できるノードです。これを行うには,次の手順を実行します。
a NNMiコンソールで,[設定]ワークスペースにある[通信の設定]をクリックします。
b [管理アドレスの選択]セクションを見つけます。[IPバージョン設定]フィールドで,[IPv4],[IPv6],または[任意]を選択します。
c 変更を保存します。
d 次のコマンドを実行して,NNMiを再起動する。
ovstop ovstart
- 重要
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高可用性(HA)でファイルを変更する場合は,クラスタの両方のノードに変更を加える必要があります。HA設定を使用するNNMiでは,変更でNNMi管理サーバーの停止と再起動が必要な場合,ovstopおよびovstartコマンドを実行する前にノードをメンテナンスモードにする必要があります。詳細については,「19.6.1 NNMiをメンテナンスモードにする」を参照してください。
スピードアップを図るには,デュアルスタックノードとわかっているノードを選択し,NNMiコンソールで[アクション]>[設定のポーリング]コマンドを使用します。nnmnoderediscover.ovplスクリプトを使用して,NNMi検出キューにノードを追加することもできます。詳細については,nnmnoderediscover.ovplのリファレンスページを参照してください。
NNMi管理サーバーでIPv6通信を有効化すると,NNMiはICMPv6を使用してIPv6アドレスフォルトがないかノードの監視を開始します。