8.3.3 トラップログを設定する
NNMiでは,すべての着信SNMPトラップをログファイル(テキストファイルまたはCSVファイル)に記録できます。トラップは次の場所に記録されます。
Windows:%NnmDataDir%log\nnm
Linux:$NnmDataDir/log/nnm
トラップログファイルは,nnmtrapconfig.ovplスクリプトを使用して設定します。次の形式を選択できます。
CSV(デフォルト):トラップはCSV形式で記録されます(trap.csv)。
LOG:トラップはテキスト形式で記録されます(trap.log)。
BOTH:トラップはCSVとテキストの両方の形式で記録されます(2つのログファイル)。
OFF:トラップは記録されません。
例えば,BOTHモードでトラップを記録する場合は,次のコマンドを使用します。
nnmtrapconfig.ovpl -setProp trapLoggingMode BOTH -persist
-persist引数を使用することで,トラップサービスの再起動後もすべてのトラップサーバープロパティがそのまま有効になります。-persist引数を使用しない場合,すべてのトラップサーバープロパティはサービスが停止されるまでの間だけが有効です。
トラップはロールファイルに書き込まれます。ログファイルのサイズが定義された上限(nnmtrapconfig.ovplスクリプトを使用して定義)に達すると,ファイル名がtrap.<format>.oldに変更され,既存のファイルは置き換えられます。
詳細については,nnmtrapconfig.ovplリファレンスページを参照してください。NNMiヘルプの「トラップログ記録を設定する」もあわせて参照してください。