6.4.4 ノードの検出を確認する
すべてのノードが正しく検出されるために,管理ドメイン内のほかのドメインには表示されない固有のIPアドレスを使用するノードだけをNNMiで管理するようにします。例えば,ノードが突然消えたり,データベース内の別のノードとマージされたりして,そのノードがルーター冗長グループの一部になっている場合,ルーター冗長グループに参加しているルーターを管理するには,ルーターの管理アドレスとして保護されたアドレス以外の固有のIPアドレスを使用し,そのアドレスでSNMPを有効にする必要があります。保護されたIPアドレスを管理アドレスとして使用しようとすると,NNMiはルーターを適切に管理できません。
[ノード]インベントリビューでデータを調べます。管理アドレスがないノードがある場合は,これらのノードの通信設定を「5.4.1 ノードのSNMPの設定を確認する」の説明に従って確認します。
予想したノードが[ノード]インベントリビューにない場合は,次について確認します。
見つからなかったノードごとに,検出プロトコル(例えばCDP)が正しく設定されていることを確認します。
見つからないノードがWAN上にある場合,そのノードを含む自動検出ルールのPingスイープを有効にします。