6.2.3 ノード名の解決順序を計画する
デフォルトでは,NNMiはノードを次の順序で識別します。
短いDNS名
短いsysName
IPアドレス
- 重要
パフォーマンス向上のために,NNMiは名前解決情報をキャッシュします。そのため,ノードのホスト名を変更してもNNMiのデータにはすぐには反映されません。
次の場合は,ノード名解決のデフォルト順序を変更してください。
組織がDNS設定の更新を第三者にまかせている場合,ネットワークに新しいデバイスが追加されるごとにそのsysNameを定義するポリシーを設定するでしょう。この場合,ノード名解決の最初の選択肢としてsysNameを設定して,新しいデバイスがネットワークに導入されるとすぐにNNMiが検出できるようにします(sysNameを,そのデバイスを使用している間は維持します)。
組織が管理対象デバイスのsysNameの設定や維持をしない場合,sysNameをノード名解決の3番目の選択肢として選択します。
- ヒント
DNS完全名またはDNS短縮名を基本的な命名規則としている場合,NNMi管理サーバーからすべての管理対象デバイスへの順方向と逆方向のDNS解決があることを確認してください。
DNS完全名を命名規則としている場合,トポロジマップ上のラベルを長くできます。
NNMiでは,最小のループバックアドレスをCiscoデバイスの管理アドレスとして選択されるため,各Ciscoデバイスの最小のループバックアドレス上にDNS解決を配置してください。