3.3.3 検出の進行状況を確認する
スパイラル検出プロセスの起動後,そのプロセスが正しく実行されているか検証します。
- メモ
スパイラル検出は動的であるため,NNMiは継続的にネットワークノードを検出します。NNMiは,検出ルールに新しいノードが追加されるたびに,そのノードを検出し,ノードに関するトポロジ情報を収集し,ノードのモニタリングを開始します。
検出の進行状況の測定には幾つかの方法があります。検出の進行状況を調べるには,次のどれかの処理を実行します。
検出中に,[設定]>[検出]>[シード]の順にクリックして,シードのステータスをチェックします。[検出シードの結果]列のステータス情報を確認します。検出が終わりに近づくと,ノードの大半が「ノードが作成されました」のステータスになります。
検出中に,[ヘルプ]>[システム情報]の順にクリックして,[データベース]タブから検出の進行状況を確認します。[データベースのオブジェクト数]を1時間に数回確認します。ノード,SNMPエージェント,インタフェース,IPアドレス,L2接続のフィールドの数は,やがて一定になります。サンプリング周期を通して,この数字の増加がなければ,検出は完了です。
検出中に,NNMiコンソールで,[インベントリ]ワークスペースから[ノード]を選択します。[合計]フィールドの値を1時間に数回確認します。サンプリング周期を通して,この値が増加していなければ検出は完了です。
検出中に,NNMiコンソールで[ツール]>[NNMiセルフモニタリングのグラフ]>[検出の進行状況]をクリックして,検出の進行状況を確認します。
検出中に,NNMiコンソールで[ツール]>[ステータス分布グラフ]>[ノードステータス]をクリックして,検出の進行状況を確認します。
検出中に,NNMiコンソールの[トポロジマップ]ワークスペースの[ネットワークの概要]をクリックします。マップの複雑性の成長を1時間監視します。マップの成長が鈍化し,サンプリング周期を通してこの成長が止まれば,検出は完了です。
- メモ
検出で問題が発生する場合は,「(3) 問題:NNMiがノードを検出しない」を参照してください。