付録G.41　nnmnotes.ovpl

SYNOPSIS

nnmnotes.ovpl print -type <object type> (-name <name> | -uuid <uuid> | -filter <filter> | -all) [-format <format>] [-fields <fields>]

nnmnotes.ovpl update -type <object type> { ( (-name <name> | -uuid <uuid>) -notes <notes>) | -file <file>} [-format <format>] [-fields <fields>]

DESCRIPTION

nnmnotes.ovplを使用すると，NNMiデータベース内の1つまたは複数のノードの注を表示または更新できます。

Parameters

nnmnotes.ovpl printコマンドは，次のオプションをサポートします。

-h

コマンドの使用方法を表示します。

-all

引数"-type"で指定されたタイプのすべてのオブジェクトを選択します。

-filter <filter>

オブジェクトを選択するためのスペースを含まないフィルター文字列を指定します。フィルター文字列を含む注を持つオブジェクトが選択されます。

-name <name>

オブジェクトの名前を指定します。オブジェクトのタイプが"node"である場合はノードの名前を指定します。

-type <object type>

注を出力または更新するオブジェクトのタイプを指定します。有効な値は"node"です。

-uuid <uuid>

オブジェクトのUUIDを指定します。

Options for print command

nnmnotes.ovpl printコマンドは，次のオプションをサポートします。

-h

コマンドの使用方法を表示します。

-all

引数"-type"で指定されたタイプのすべてのオブジェクトを選択します。

-filter <filter>

オブジェクトを選択するためのスペースを含まないフィルター文字列を指定します。フィルター文字列を含む注を持つオブジェクトが選択されます。

-name <name>

オブジェクトの名前を指定します。オブジェクトのタイプが"node"である場合はノードの名前を指定します。

-type <object type>

注を出力または更新するオブジェクトのタイプを指定します。有効な値は"node"です。

-uuid <uuid>

オブジェクトのUUIDを指定します。

Options for update command

nnmnotes.ovpl updateコマンドは，次のオプションをサポートします。

-h

コマンドの使用方法を表示します。

-file <file>

CSVファイル名（パス名付きで，例えば/opt/tmp/mynodes.csv）を指定します。ファイルに不正な定義（カラムが多い，または少ないなど）がある場合，コマンドはその定義を出力し，すべての定義が実行されません。

-name <name>

オブジェクトの名前を指定します。オブジェクトのタイプが"node"である場合はノードの名前を指定します。

-notes <notes>

指定された文字列で注を更新します。文字列にスペースが含まれている場合は，文字列をダブルクォーテーション（"）で囲んでください。文字列が空文字（""），または文字列が指定されていない場合は，注を空文字で更新します。

-type <object type>

注を出力または更新するオブジェクトのタイプを指定します。有効な値は"node"です。

-uuid <uuid>

オブジェクトのUUIDを指定します。

Additional Parameters

-fields <comma_separated_fields>

表形式のデータが存在しているときに出力フィールドを選択します。

-format <style>

表形式のデータの出力形式を設定します。有効な値は，"TEXT"，"LIST"，"CSV"，または"XML"です。

-jndiHost <hostname>

jndiサーバーのホスト名です。デフォルトの値は"localhost"です。

-jndiPort <port>

jndiサーバーのポート番号です。デフォルト値は1099です。

-p <password>

コマンドの実行に必要なNNMiの管理者パスワードを指定します。nnm.propertiesファイルが存在していない限り，この引数の指定が必要になります。詳細はnnm.propertiesリファレンスページを参照してください。

-quiet

通常の出力を抑制し，エラーだけを表示します。

-u <username>

コマンドの実行に必要なNNMiの管理者名を指定します。nnm.propertiesファイルが存在していない限り，この引数の指定が必要になります。詳細はnnm.propertiesリファレンスページを参照してください。

"-fields"引数がサポートする値

オブジェクトのタイプが"node"である場合，有効な値は，"name"，"uuid"，"tenant"，"notes"です。

updateコマンドに対するCSVファイルがサポートする文字コード

注を更新するときに指定するCSVファイルの文字コードはNNMiサーバーのロケールに一致している必要があります。例えばWindows日本語環境の場合はShift-JIS（Windows-31J）を指定してください。

updateコマンドに対するCSVファイルの構文

注を更新するときに指定するCSVファイルは次の構文です。

空の行は無視されます。

"#"で始まる行は無視されます。

すべてのカラムが必要です。

• Column 1(A): Object's Name|UUID

  オブジェクトの名前，またはUUIDを指定します。

• Column 2(B): Notes

  注を指定します。オブジェクトの注は指定された文字列に更新されます。

文字列にスペースやカンマ（,）が含まれている場合は，文字列をダブルクォーテーション（"）で囲んでください。

文字列が空文字（""），または文字列が指定されていない場合は，注を空文字で更新します。

EXAMPLES

オブジェクトの名前を指定して注を表示します。

nnmnotes.ovpl print -type node -name mynode

オブジェクトのUUIDを指定して注を表示します。

nnmnotes.ovpl print -type node -uuid d913a5c6-e297-4243-8c18-4ea2ff61e32b

フィルター文字列を指定して注を表示します。

nnmnotes.ovpl print -type node -filter server

指定したタイプのすべてのオブジェクトの注を表示します。

nnmnotes.ovpl print -type node -all

オブジェクトの名前を指定して注を更新します。

nnmnotes.ovpl update -type node -name mynode -notes "This is test machine."

オブジェクトのUUIDを指定して注を更新します。

nnmnotes.ovpl update -type node -uuid d913a5c6-e297-4243-8c18-4ea2ff61e32b -notes "This is test machine."

CSVファイルを指定して注を更新します。

nnmnotes.ovpl update -type node -file /opt/tmp/mynodes.csv

RETURN VALUE

エラーが発生しなかった場合，nnmnotes.ovplは0（ゼロ）を返します。それ以外の場合，1を返します。

AUTHOR

nnmnotes.ovpl was developed by Micro Focus.