付録G.37 nnmnodedelete.ovpl
NNMiトポロジデータベースからノードと関連データを削除します。
SYNOPSIS
nnmnodedelete.ovpl -help | -node <hostName> | -rm <Regional NNMi management server> | -file <filename> | -all [-u <username> -p <password>]
DESCRIPTION
nnmnodedelete.ovplはシステムからノードと関連データ(インタフェース,IPアドレスなど)を削除します。この処理の結果,VLANやサブネットが空になると,これらも同様に削除されます。インシデントがこのノードを指している場合は,ソースノードフィールドが空白になりますが,インシデントは削除されません。ノードはホスト名フィールドを使用して特定されます。
-rmオプションはリージョナルNNMiサーバーの名前を指定します。リージョナルマネージャに管理されているノードは,ローカルのデータベースから削除されます。
-fileオプションでは,1行ごとに単一エントリがあるファイルを受け入れます。各行のフォーマットは次のとおりです。
HostName #(ノードを識別するために役に立つ任意のコメント,必要な場合)
ここで,HostNameは追加するノードのホスト名です。コメントは#文字の後に追加します。
Parameters
nnmnodedelete.ovplコマンドは,次のオプションをサポートします。
- -node <hostName>
-
削除するノードのホスト名を指定します。
- -rm <Regional NNMi management server>
-
リージョナルNNMiサーバーの名前を指定します。
- -file <fileName>
-
ノードを読み込む元のテキストファイルを指定します。
- -all
- すべてのノードを削除します。
- -u <username>
- コマンドの実行に必要なNNMiの管理者名を指定します。nnm.propertiesファイルが存在していない限り,これが必要になります。詳細はnnm.propertiesリファレンスページを参照してください。
- -p <password>
- コマンドの実行に必要な NNMi の管理者パスワードを指定します。nnm.propertiesファイルが存在していない限り,これが必要になります。詳細はnnm.propertiesリファレンスページを参照してください。
- -help
- コマンドの使用方法を表示します。
EXAMPLES
- nnmnodedelete.ovpl -u username -p password -node myNode
-
ノードmyNodeを削除します。(NNMi ユーザー名とパスワードを指定する必要があります。)
- nnmnodedelete.ovpl -u username -p password -rm myRegionalManager
-
myRegionalManagerに関連するすべてのノードを削除します。(NNMiユーザー名とパスワードを指定する必要があります。)
- nnmnodedelete.ovpl -u username -p password -file myFile
-
myFileファイルで指定したノードを読み込み,データベースからノードを削除することを試みます。(NNMiユーザー名とパスワードを指定する必要があります。)
Diagnostics
nnmnodedelete.ovplコマンドは,次の終了コードを返します。
- 0
-
処理は成功しました。
- 1
-
エラーが発生しました。詳細はエラーメッセージを参照してください。
- 2
-
一部成功しましたが,削除されなかったノードがあります。詳細はエラーメッセージを参照してください。
AUTHOR
nnmnodedelete.ovpl was developed by Micro Focus.
FILES
-
Windows:%NNM_BIN%\nnmnodedelete.ovpl
-
Linux:$NNM_BIN/nnmnodedelete.ovpl
NOTES
削除したノードが自動検出ルールによって作成されたノードだった場合,そのノードは再検出されることがあります。これを回避するには,[検出の設定]フォームの[除外対象IPアドレス]タブに対象ノードのIPアドレスを追加します。