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JP1 Version 13 JP1/Network Node Manager i セットアップガイド


付録G.37 nnmnodedelete.ovpl

NNMiトポロジデータベースからノードと関連データを削除します。

SYNOPSIS

nnmnodedelete.ovpl -help | -node <hostName> | -rm <Regional NNMi management server> | -file <filename> | -all [-u <username> -p <password>]

DESCRIPTION

nnmnodedelete.ovplはシステムからノードと関連データ(インタフェース,IPアドレスなど)を削除します。この処理の結果,VLANやサブネットが空になると,これらも同様に削除されます。インシデントがこのノードを指している場合は,ソースノードフィールドが空白になりますが,インシデントは削除されません。ノードはホスト名フィールドを使用して特定されます。

-rmオプションはリージョナルNNMiサーバーの名前を指定します。リージョナルマネージャに管理されているノードは,ローカルのデータベースから削除されます。

-fileオプションでは,1行ごとに単一エントリがあるファイルを受け入れます。各行のフォーマットは次のとおりです。

HostName #(ノードを識別するために役に立つ任意のコメント,必要な場合)

ここで,HostNameは追加するノードのホスト名です。コメントは#文字の後に追加します。

Parameters

nnmnodedelete.ovplコマンドは,次のオプションをサポートします。

-node <hostName>

削除するノードのホスト名を指定します。

-rm <Regional NNMi management server>

リージョナルNNMiサーバーの名前を指定します。

-file <fileName>

ノードを読み込む元のテキストファイルを指定します。

-all
すべてのノードを削除します。
-u <username>
コマンドの実行に必要なNNMiの管理者名を指定します。nnm.propertiesファイルが存在していない限り,これが必要になります。詳細はnnm.propertiesリファレンスページを参照してください。
-p <password>
コマンドの実行に必要な NNMi の管理者パスワードを指定します。nnm.propertiesファイルが存在していない限り,これが必要になります。詳細はnnm.propertiesリファレンスページを参照してください。
-help
コマンドの使用方法を表示します。

EXAMPLES

nnmnodedelete.ovpl -u username -p password -node myNode

ノードmyNodeを削除します。(NNMi ユーザー名とパスワードを指定する必要があります。)

nnmnodedelete.ovpl -u username -p password -rm myRegionalManager

myRegionalManagerに関連するすべてのノードを削除します。(NNMiユーザー名とパスワードを指定する必要があります。)

nnmnodedelete.ovpl -u username -p password -file myFile

myFileファイルで指定したノードを読み込み,データベースからノードを削除することを試みます。(NNMiユーザー名とパスワードを指定する必要があります。)

Diagnostics

nnmnodedelete.ovplコマンドは,次の終了コードを返します。

0

処理は成功しました。

1

エラーが発生しました。詳細はエラーメッセージを参照してください。

2

一部成功しましたが,削除されなかったノードがあります。詳細はエラーメッセージを参照してください。

AUTHOR

nnmnodedelete.ovpl was developed by Micro Focus.

FILES

NOTES

削除したノードが自動検出ルールによって作成されたノードだった場合,そのノードは再検出されることがあります。これを回避するには,[検出の設定]フォームの[除外対象IPアドレス]タブに対象ノードのIPアドレスを追加します。

SEE ALSO

nnmseeddelete.ovpl, nnmnoderediscover.ovpl, nnmtopodump.ovpl, nnmresetembdb.ovpl, nnm.properties.