2.2.4 通信プロトコルを設定する
NNMiはSNMPとICMP(Ping)を使ってデバイスの検出や監視を行い,SNMPトラップ(問題の通知)を受信します。
前提条件
デバイスは,SNMPに応答するSNMPデバイスと,SNMPに応答しない非SNMPデバイスに分けられます。
ここでは,NNMiがネットワークの検出や監視で使う通信プロトコル「SNMP」,「ICMP(Ping)」の動作を設定します。次の設定内容を例に説明します。必要に応じて,設定値を変更してください。
SNMPおよびICMPのタイムアウトとリトライ数の設定:デフォルト(変更しない)
SNMP最小セキュリティレベル:デフォルト(変更しない)
読み取りコミュニティ文字列:public
操作手順
[設定]ワークスペース−[通信の設定]を選択します。
[デフォルトのSNMPv1/v2コミュニティ文字列]タブの
(新規作成)をクリックします。
[読み取りコミュニティ文字列]を入力し,
(保存して閉じる)をクリックします。
(例)読み取りコミュニティ文字列:public
監視するネットワークが複数のコミュニティ文字列を使っている場合は,手順2.〜手順3.を繰り返して,コミュニティ文字列を複数設定してください。NNMiは,ネットワークで設定されているコミュニティ文字列を並行してチェックし,適切な値を使います。
[通信の設定]ビューで,設定した内容が表示されていることを確認し,
(保存して閉じる)をクリックします。
設定した内容が保存されます。
次の作業
これで,通信プロトコルを設定できました。次は,監視するネットワークを検出しましょう。