6.6.3 実行系サーバでJP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールする手順(Linux)
Linuxの実行系サーバでJP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールします。
実行系サーバでJP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールするには:
クラスタソフトを使用して,JP1/AOを登録しているリソースグループを実行系サーバに移動します。
バージョン11-10より前のJP1/AOで構築されたクラスタ環境からバージョンアップインストールする場合,実行系サーバでJP1/Baseの論理ホストが起動している場合は停止します。
バージョン11-10より前のJP1/AOで構築されたクラスタ環境からバージョンアップインストールする場合,実行系サーバでJP1/Baseの物理ホストを起動します。
実行系サーバでJP1/AOを上書きまたはバージョンアップインストールします。
実行系サーバでhcmds64srvコマンドにstatusオプションを指定して実行し,サービスの起動状況を確認します。共通コンポーネントのデータベース(HiRDB service)が停止している場合は,hcmds64dbsrvコマンドにstartオプションを指定して実行し,起動します。
実行系サーバでサービス(HAutomation Engine Web Service)が起動している場合は,hcmds64srvコマンドに-stop -server AutomationWebServiceオプションを指定して実行し,停止します。
実行系サーバでsetupclusterコマンドを実行します。
バージョン12以前(Linux 8除く)で,user_httpsd.confを編集してご利用の場合,以下の項目についてバージョンアップインストール後に更新が必要です。
- SSLProtocol
- SSLCipherSuite