6.2.1 バージョンアップインストールの事前作業(バージョン10から13へバージョンアップする場合)
Windowsで,JP1/AOをバージョン10から13へバージョンアップする場合,インストールする前に次の作業を行ってください。
- 重要
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バージョンが10-02以前のJP1/AOからバージョンアップインストールする場合,10-02以前の環境で作成したサービステンプレートがあるときはJP1/AJS3 - Viewをアンインストールしないでください。サービステンプレートエディタへの移行で使用する場合があります。
事前作業
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バージョン10とバージョン13は適用可能なOSが異なるため,バージョン10からバージョン11もしくはバージョン12(バージョンアップ前のOSに適用可能なバージョン)へバージョンアップした後,バージョン13の適用OS環境へリプレースしてください。また,リプレースした後にバージョン13へバージョンアップしてください。
バージョンアップ中に失敗したときのために,環境をバックアップしてください。JP1/AOをバージョン10から12へバージョンアップする場合,バージョン10以前のデータに戻せません。バージョンアップ中に失敗した場合は,バージョン10以前のJP1/AOを新規インストールして,バックアップデータをリストアしてください。
バージョン10以前のJP1/AOを運用中,ポート番号をデフォルトから変更している場合は,変更後の値をメモなどに保持してください。バージョン12にバージョンアップすると,ポート番号はデフォルト値(22015)に変更されます。バージョンアップ後,メモした番号に再設定してください。
JP1/AOのポート番号として,バージョン10以前のデフォルト値(23015)を使用しなくなる場合,ファイアウォールの例外登録を解除する必要があります。また,バージョン12以降のポート番号を,デフォルト値(22015)から変更する場合は,ファイアウォールの設定を見直してください。
https接続を有効にしている場合は,秘密鍵ファイルおよびSSLサーバ証明書ファイルを,手動でバックアップしておいてください。バージョンアップ後,再度,https接続を設定してください。