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JP1 Version 13 JP1/Base 関数リファレンス


1.1 特長

JP1/Baseの関数や定義ファイルを利用することによって,次のことができるようになります。

ユーザー独自のJP1イベントを発行する

システムで発生する事象を,JP1/Baseでユーザー独自のイベント属性を付加したJP1イベントとして定義して,ユーザーアプリケーションから発行するように設定できます。ユーザーが定義するこのようなJP1イベントを,独自イベントと呼びます。独自イベントの属性は自由に定義できます。

独自イベントを発行できるようにするには,JP1イベント発行関数を使用します。JP1イベント発行関数を使用して独自イベントを発行する方法については,「2. JP1イベントを発行および取得する」を参照してください。

なお,独自イベントに付加したユーザー独自のイベント属性をJP1/IM - Viewで表示するには,ユーザー独自のイベント属性を記述した定義ファイルを作成する必要があります。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」を参照してください。

JP1イベントを取得する

JP1/BaseのイベントDBに登録されたJP1イベントを,ほかのJP1プログラムやユーザーアプリケーションが直接取得するように設定できます。ユーザーアプリケーションから独自イベントをJP1/Baseに発行し,JP1イベントとしてイベントDBに登録した後,そのJP1イベントを別のユーザーアプリケーションで利用するなどの運用ができます。

JP1イベントを取得するには,JP1イベント取得関数を使用します。

JP1イベント取得関数を使用してJP1イベントを取得する方法については,「2. JP1イベントを発行および取得する」を参照してください。