ディレクトリサーバ変更ファイル(Windows限定)
形式
"SERVER"=ディレクトリサーバ名またはドメイン名 "PORT"=接続先ポート番号 "SEARCH_USER_DN"=情報検索用ユーザー識別名 "BASE_DN"=コンテナオブジェクト識別名※ "ATTR_NAME"=相対識別名または属性名 "SSL"=dword:{00000000 | 00000001} "AREC_EXCLUSIVE"=dword:{00000000 | 00000001} |
- 注※
-
BASE_DNパラメーターは,連携ユーザーを使用する運用の場合だけ指定できます。
パラメーターの分類
- 必須パラメーター
-
なし
- 選択パラメーター
-
なし
ファイル名
任意
格納先ディレクトリ
任意
説明
連携したディレクトリサーバが障害などで使用できなくなった場合,一時的に変更するための共通定義情報を設定しておくファイルです。
定義の反映時期
jbschgdsコマンドを実行すると,ディレクトリサーバ変更ファイルの設定が共通定義情報に反映されます。また,一時的な変更の解除も,jbschgdsコマンドを使用します。jbschgdsコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jbschgds(Windows限定)」を参照してください。
定義内容が有効になる契機を次に示します。
-
連携ユーザーを使用する運用の場合
ログイン認証時に有効になります。
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DSユーザーを使用する運用の場合
JP1/Base(認証サーバ)の起動時に有効になります。JP1/Base起動後にディレクトリサーバ連携定義を変更した場合は,JP1/Baseの再起動またはリロードコマンド(jbs_spmd_reload)の実行が必要です。
記述内容
ディレクトリサーバ変更ファイルの記述内容は,「ディレクトリサーバ連携定義ファイル(Windows限定)」を参照してください。ただし,ENABLEは指定しないでください。
定義例
"SERVER"="host-B.domain.local" "PORT"=dword:0000027C "SEARCH_USER_DN"="CN=Groupcsearcher,OU=GroupC,DC=domain,DC=local" "BASE_DN"="OU=JP1,DC=domain,DC=local" "ATTR_NAME"="CN" "SSL"=dword:00000001