Jislckclear(Windows限定)
機能
ISAMファイルにアクセスしているJP1製品のプロセスを強制終了した場合などで,消滅したプロセスによってファイルやレコードが占有されたままとなっている状態を確認および解除します。
形式
Jislckclear {-c | -d}
実行権限
Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
格納先ディレクトリ
インストール先フォルダ\bin\
引数
-c
消滅したプロセスによってファイルやレコードが占有されているかどうかを確認します。消滅したプロセスのファイルやレコードの占有情報が残っている場合は,KAIU315-Iのメッセージが標準エラー出力に出力されます。
-d
消滅したプロセスによってファイルやレコードが占有されている状態をすべて解除します。
注意事項
-
このコマンドの実行中,ISAMファイルにアクセスしているJP1製品のプロセスは待機状態となることがあります。
-
-cオプションで占有情報を確認したあと,-dオプションで解除する間に,ISAMファイルをアクセスしているほかのプロセスによって,占有状態が解除される場合があります。このため,-cオプションで表示される占有情報の個数と,-dオプションで表示される解除した数は一致しない場合があります。
戻り値
0 |
正常終了 |
1 |
正常終了(占有情報の通知または解除) |
2 |
正常終了(占有情報がないため処理を終了) |
3 |
異常終了(実行権限がない) |
4 |
異常終了(引数の誤り) |
5 |
異常終了(システムコールエラー) |
99 |
異常終了(プログラム論理エラー) |