jbssetupsrv(Windows限定)
機能
認証サーバ(プライマリー認証サーバおよびセカンダリー認証サーバ)を登録または削除するコマンドです。認証サーバを自ホストから他ホスト,またはその逆に設定を変更する場合には,認証サーバの起動設定の変更を行います。
形式
jbssetupsrv [-h 論理ホスト名] {プライマリー認証サーバ [セカンダリー認証サーバ] | -d [認証サーバ]} [-f]
実行権限
Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
格納先ディレクトリ
インストール先フォルダ\bin\
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムで運用している場合に,認証サーバを登録したい論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。指定できる文字数は,1〜196(バイト)です。
プライマリー認証サーバ
通常時に利用する認証サーバ(プライマリー認証サーバ)を指定します。
セカンダリー認証サーバ
予備として稼働する認証サーバ(セカンダリー認証サーバ)を指定します。一つのユーザー認証圏内に認証サーバを2台設置する場合に指定してください。このオプションを省略した場合は,ユーザー認証圏内で稼働する認証サーバは1台だけとなります。
-d 認証サーバ名
認証サーバの登録を削除する場合に指定します。-dオプションだけを指定したときは,認証サーバをすべて削除します。
-f
認証サーバの起動設定を変更するために,JP1/Baseを強制的に再起動させるオプションです。JP1/Baseの起動中に,認証サーバを自ホストから他ホスト,またはその逆に変更する場合に指定します。
注意事項
セカンダリー認証サーバの登録時に,プライマリー認証サーバだけを削除した場合は,セカンダリー認証サーバがプライマリー認証サーバになります。
戻り値
0 |
正常終了 |
1 |
異常終了 |