jbs_spmd_reload
機能
イベントサービス以外のJP1/Baseのプロセスを再読み込みします。
形式
jbs_spmd_reload [-h 論理ホスト名] [-t 時間(秒)]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限またはJP1/Base管理者権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
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インストール先フォルダ\bin\
- UNIXの場合
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/opt/jp1base/bin/
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムで運用している場合に,再読み込みしたい論理ホスト名を指定します。指定できる文字数は,1〜255(バイト)です。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。
-t 時間(秒)
jbs_spmd_reloadコマンドの実行終了を待つ時間を指定します。指定できる値は,0〜32,767(秒)です。指定した時間内にjbs_spmd_reloadコマンドの実行が終わらない場合,jbs_spmd_reloadコマンドの実行が失敗したと見なします。省略した場合は,60秒が設定されます。
注意事項
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イベントサービスの環境設定は再読み込みされません。イベントサービスの環境設定の変更を反映するには,イベントサービスの再起動が必要です。
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同一ホスト上で,jbs_spmd_reloadコマンド,jbs_spmd_statusコマンド,jbs_spmd_stopコマンドを同時に複数実行することはできません。
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JP1/IM - Viewなどのビューアーからログイン中に,認証サーバホストでjbs_spmd_reloadコマンドを実行すると,ログイン認証が無効になる場合があります。このような場合には,再度ログインしてください。
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DSユーザーのJP1認証情報をディレクトリサーバから再読み込みするとき,ユーザー名が標準ユーザーと重複した場合やJP1ユーザー名の文字制限などでJP1ユーザーとしては対象外となることがあります。jbslistuserコマンドおよびjbslistaclコマンドで有効なユーザー名を確認してください。なお,対象外となったユーザーについては,認証サーバの統合トレースログの警告メッセージで確認できます。
戻り値
0 |
正常終了 |
0以外の値 |
異常終了 |