10.1.9 しきい値による大量発生イベントの転送抑止を設定する
しきい値によるイベント転送抑止の設定,およびイベント転送抑止条件ごとの転送状態の確認方法について説明します。
(1) イベント転送抑止条件を設定する
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イベント転送を自動的に抑止したいエージェントの転送設定ファイル(forward)を編集する。
イベント転送抑止条件を,エージェントのJP1/Baseの転送設定ファイル(forward)に設定します。
イベント転送抑止条件の形式
suppress 識別子 単位時間 しきい値 確認回数 [あて先(省略可能)] イベントフィルター end-suppress
イベント転送抑止条件の詳細については,「16. 定義ファイル」の「転送設定ファイル」を参照してください。
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転送設定ファイル(forward)の変更内容を有効にする。
転送設定ファイル(forward)をリロードするか,イベントサービスを再起動すると,変更内容が有効になります。
JP1イベントの発生状況が設定したイベント転送抑止条件に一致した場合,イベント転送が自動的に抑止されます。問題が解決し,JP1イベントの発生状況が転送抑止の解除条件に一致した場合,イベント転送が自動的に再開されます。
(2) イベント転送抑止条件ごとの転送状態を確認する
イベント転送抑止条件ごとの転送状態を確認したい場合は,マネージャーから次のコマンドを実行してください。
jevfwstat
jevfwstatコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jevfwstat」を参照してください。