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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


[図データ]Windows exporter(Hyper-V監視)設定ファイル(jpc_windows_exporter_hyperv.yml)

〈このページの構成〉

形式

YAML形式で記述します。

collectors:
  enabled: cs,hyperv
collector:
  net:
    nic-whitelist: ".+"
    nic-blacklist: ""
scrape:
  timeout-margin: 0.5

ファイル

jpc_windows_exporter_hyperv.yml

jpc_windows_exporter_hyperv.yml.model(モデルファイル)

格納先ディレクトリ

■統合エージェントホスト
  • 物理ホストのとき

    Agentパス\conf\

説明

Windows exporter(Hyper-V監視)の動作を規定するファイルです。

文字コード

UTF-8(BOM無し)

改行コード

Windowsの場合:CR+LF

Linuxの場合:LF

定義の反映時期

Windows exporter(Hyper-V監視)のサービスを再起動したときに反映されます。

記述内容

項目名

説明

変更可否

JP1/IM - Agentでユーザーが設定する内容

JP1/IM - Agentのデフォルト値

collectors

enabled

使用するコレクターをコンマ区切りで指定します。

collectors:

enabled: cs,hyperv

collector

logical_disk

volume-whitelist

収集対象とするボリュームを正規表現で設定します。

volume-whitelistとvolume-blacklistの両方に該当するボリュームは収集されません(volume-blacklistが優先されます)。

ホワイトリストへのボリュームを正規表現で指定します。

""

volume-blacklist

収集対象としないボリュームを正規表現で設定します。

volume-whitelistとvolume-blacklistの両方に該当するボリュームは収集されません(volume-blacklistが優先されます)。

ブラックリストへのボリュームを正規表現で指定します。

""

net

nic-whitelist

収集対象とするNICを正規表現で設定します。

nic-whitelistとnic-blacklistの両方に該当するNICは収集されません(nic-blacklistが優先されます)。

この項目に指定するNICの名称には,次のコマンドで取得した値を指定する必要があります。

wmic path Win32_PerfRawData_Tcpip_NetworkInterface get name

なお,この項目は正規表現として扱われるため,正規表現の特殊文字を指定したい場合は,バックスラッシュでエスケープする必要があります。このとき,YAMLではバックスラッシュが特殊文字として扱われるため,バックスラッシュを2回記述する必要があります。

(記述例)

「Intel[R] Dual Band Wireless-AC 8265」を完全一致で指定したい場合

nic-whitelist: "Intel\\[R\\] Dual Band Wireless-AC 8265"

ホワイトリストへのNICを正規表現で指定します。

collector:

net:

nic-whitelist: ".+"

nic-blacklist

収集対象としないNICを正規表現で設定します。

nic-whitelistとnic-blacklistの両方に該当するNICは収集されません(nic-blacklistが優先されます)。

この項目の指定方法は,nic-whitelistと同じです。

ブラックリストへのNICを正規表現で指定します。

collector:

net:

nic-blacklist: ""

scrape

timeout-margin

Prometheusのscrape_timeoutの値から減算する秒数を指定します(Prometheusのscrape_timeoutの値より小さい値を指定します)。

Prometheusのscrape_timeoutの値からこの項目に指定した値を減算した秒数でタイムアウトするようになります。

Prometheusのscrape_timeoutの値については,「Prometheus設定ファイル(jpc_prometheus_server.yml)」の「記述内容」のscrape_timeoutを参照してください。

通常は変更不要です。

オーバーヘッドまたは高負荷を許容するように調整するときに使用します。

scrape:

timeout-margin: 0.5