インテリジェント統合管理データベースの設定ファイル(postgresql.conf)
形式
パラメーター = JP1/IM - Managerでの設定値 パラメーター = JP1/IM - Managerでの設定値 : パラメーター = JP1/IM - Managerでの設定値
ファイル
postgresql.conf
postgresql.conf.model(モデルファイル)
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
-
物理ホストのとき
Managerパス\conf\imgndb\
-
論理ホストのとき
共有フォルダ※\jp1imm\conf\imgndb\
-
- Linuxの場合
-
-
物理ホストのとき
/etc/opt/jp1imm/conf/imgndb/
-
論理ホストのとき
共有ディレクトリ※/jp1imm/conf/imgndb/
-
- 注※
-
JP1/IM - Managerの論理ホスト環境の構築時に指定している共有ディスク上のディレクトリ(論理ホストごとに区別して指定しているディレクトリ)
説明
インテリジェント統合管理データベース(PostgreSQL)に関するパラメーターの定義を記述するファイルです。
定義の反映時期
パラメーターの設定内容を変更した場合,インテリジェント統合管理データベースの再起動が必要です。
また,パラメーターの中には,インテリジェント統合管理データベースのセットアップ時に,動作環境のリソース状況に合わせて値が自動設定されるパラメーターもあります。
記述内容
- パラメーター = JP1/IM - Managerでの設定値
-
設定できるパラメーターは,PostgreSQLが提供しているものと同じです。
ユーザーが編集できるパラメーターを,次の表に示します。
パラメーター
型
説明
JP1/IM - Managerでの設定値
authentication_timeout
integer
クライアント認証を完了するまでの最大時間を設定します。
このパラメーターは,postgresql.confファイル,またはサーバのコマンドラインでだけ設定できます。
1min
logging_collector
boolean
インテリジェント統合管理データベースのログファイルの出力有無を設定します。
offにした場合,ログファイルを出力しません。
onにした場合,ログファイルを出力します。また,log2パラメーターが有効になります。
onまたはoff以外を指定した場合,onを仮定します。
on
log_filename
string
logging_collectorパラメーターが有効な場合,作成されたログファイルのファイル名を設定します。
このパラメーターは,postgresql.confファイル,またはサーバのコマンドラインでだけ設定できます。
log2パラメーターがonの場合,このパラメーターは無視されます。
'postgresql-%a.log'
log_rotation_age
integer
logging_collectorパラメーターが有効な場合,個々のログファイルを使用する最大時間を設定します。
このパラメーターは,postgresql.confファイル,またはサーバのコマンドラインでだけ設定できます。
log2パラメーターがonの場合,このパラメーターは無視されます。
1d
log_rotation_size
integer
logging_collectorパラメーターが有効な場合,個々のログファイルの最大サイズを設定します。
このパラメーターは,postgresql.confファイル,またはサーバのコマンドラインでだけ設定できます。
log2パラメーターがonの場合,このパラメーターは無視されます。
−
log_min_messages
enum
サーバログに書き込むメッセージレベルを設定します。
-
JP1/IM - Managerが13-50より前の場合
default
-
JP1/IM - Managerが13-50以降の場合
fatal
log_min_error_statement
enum
エラー状態を引き起こすSQLステートメントをサーバログに記録するかどうかを設定します。
error
log_error_verbosity
enum
サーバログに書き込む各メッセージの詳細情報のレベルを設定します。
-
JP1/IM - Managerが13-50より前の場合
default
-
JP1/IM - Managerが13-50以降の場合
terse
log_line_prefix
string
各ログ行の先頭に出力されるprintfスタイルの文字列を設定します。
'%m [%p] %e'
log_timezone
string
サーバログに書き込むタイムスタンプに使用するタイムゾーンを設定します。
ログのローテートは,設定されたタイムゾーンのローカル時間0時に行われます。
'GMT'
log2
boolean
インテリジェント統合管理データベースのログファイルの種類を設定します。
このパラメーターは,logging_collectorパラメーターがonの場合に有効です。
このパラメーターがonの場合,ローテート形式のログを出力します。
このパラメーターがoffの場合,バージョン13-11以前のログファイルを使用します。
このパラメーターの指定がない場合,または,このパラメーターに無効な値を指定した場合,offを仮定します。
on
log2_rotation_count
integer
logging_collectorパラメーターがonかつlog2パラメーターがonの場合,インテリジェント統合管理データベースのログファイルの面数を0〜100の範囲で設定します。
このパラメーターに0を指定した場合,インテリジェント統合管理データベースのログファイルを出力しません。
このパラメーターの指定がない場合,または,このパラメーターに無効な値を指定した場合,5を仮定します。
5
log2_rotation_max_size
string
logging_collectorパラメーターがonかつlog2パラメーターがonの場合,インテリジェント統合管理データベースのログファイルの最大サイズ(上限は10GB)を設定します。
値は数字と単位で指定します。指定できる単位は,B(バイト),K(キロバイト),M(メガバイト),およびG(ギガバイト)です。
単位の指定を省略した場合,単位はBを仮定します。
このパラメーターの指定がない場合,または,このパラメーターに無効な値を指定した場合,70Mを仮定します。
<設定例(100メガバイトを指定する場合)>
100M
70M
lc_messages
string
メッセージが表示される言語を設定します。
'C'
lc_monetary
string
to_charファミリーの関数を使用して,金額の書式設定に使用するロケールを設定します。
'C'
lc_numeric
string
to_charファミリーの関数を使用して,数値の書式設定に使用するロケールを設定します。
'C'
lc_time
string
to_charファミリーの関数を使用して,日付と時刻の書式設定に使用するロケールを設定します。
'C'
- (凡例)
-
−:JP1/IM - Managerでは使用しません。
-