jimgndbupdate
機能
インテリジェント統合管理データベースとトレンドデータ管理サービスのバージョンアップ※を行うコマンドです。
- 注※
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インテリジェント統合管理データベースとトレンドデータ管理サービスの動作に必要なファイルの配置や更新を行います。
マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 構築ガイド」の「7.6.1 JP1/BaseおよびJP1/IM - Managerのバージョンアップインストール(Windowsの場合)」および「8.6.1 JP1/BaseおよびJP1/IM - Managerのバージョンアップインストール(UNIXの場合)」に記載している注意事項に該当する場合,このコマンドを実行します。
クラスタ環境の場合,実行系と待機系の両方で実行します。
このコマンドの実行条件を次に示します。
・インテリジェント統合管理データベースとトレンドデータ管理サービスが,セットアップ済み,かつ,停止中であること。
形式
jimgndbupdate [-h 論理ホスト名]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
Linuxの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
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Managerパス\bin\imgndb\
- Linuxの場合
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/opt/jp1imm/bin/imgndb/
引数
- -h 論理ホスト名
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クラスタシステムで運用している場合に,コマンドを実行するホストの論理ホスト名を必須で指定します。論理ホスト名には,JP1/Baseで設定した論理ホスト名を,大文字・小文字を含めて正確に指定してください。
指定した論理ホストに対応するインテリジェント統合管理データベース(トレンドデータ管理DB)のバージョンアップを行います。クラスタシステムを使用していない場合は指定不要です。
なお,論理ホスト名にJP1_DEFAULTは指定できません。
戻り値
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0 |
正常終了 |
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1 |
異常終了 |
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2 |
異常終了(ファイルまたはプロセスが残っているおそれがある場合) |
注意事項
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コマンド実行中に[Ctrl]+[C]キーや[Ctrl]+[Break]キーで処理を中止した場合,処理は中断されますが,メッセージが崩れて出力されることがあります。
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このコマンドは,多重実行およびインテリジェント統合管理データベースのほかの運用コマンドとの同時実行はできません。インテリジェント統合管理データベースの運用コマンドの多重実行については,「■インテリジェント統合管理データベースの運用コマンドの多重実行について」を参照してください。