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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


[図データ]論理ホスト新規セットアップコマンドの設定ファイル(任意のファイル名)

〈このページの構成〉

形式

immgr.host=ホスト名
immgr.initial_secret=シークレット文字列
immgr.proxy_url=プロキシのURL|空文字
immgr.proxy_user=プロキシの認証ID|空文字
immgr.proxy_password=プロキシの認証パスワード|空文字
immgr.imbase_port=20724
immgr.imbaseproxy_port=20725
addon.alertmanager.active=yes|no
addon.blackbox_exporter.active=yes|no
addon.fluentd.active=yes|no
addon.promitor.active=yes|no
addon.prometheus_server.active=yes|no
addon.ya_cloudwatch_exporter.active=yes|no
addon.script_exporter.active=yes|no
addon.vmware_exporter.active=yes|no
addon.node_exporter.active=yes|no
addon.process_exporter.active=yes|no
addon.windows_exporter.active=yes|no
addon.web_exporter.active=yes|no
addon.windows_exporter_hyperv.active=yes|no

ファイル

ファイル名は任意です。

次のパスにサンプルファイルを格納しています。

Windowsの場合

JP1/IM - Agentのインストールフォルダ\jp1ima\conf\jpc_lhsetup.properties

Linuxの場合

JP1/IM - Agentのインストールディレクトリ/jp1ima/conf/jpc_lhsetup.properties

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

任意のフォルダに格納できます。

Linuxの場合

任意のディレクトリに格納できます。

説明

論理ホスト用の新規セットアップコマンド(jimalhsetupコマンド)の引数に指定し,ユーザーがセットアップ設定をカスタマイズするためのファイルです。

文字コード

UTF-8(BOM無し)

改行コード

Windowsの場合:CR+LF

Linuxの場合:LF

定義の反映時期

論理ホスト用の新規セットアップコマンド(jimalhsetupコマンド)を実行したときに反映されます。

記述内容

表2‒119 設定ファイルの各メンバーに設定する値

メンバー名

省略可否

サンプルファイルの値

設定する値

immgr.host

不可

空文字

接続先の統合マネージャーホストのホスト名を指定します。

名前解決できるホスト名を指定してください。

immgr.initial_secret

不可

空文字

接続先の統合マネージャーホストで発行した初期シークレットを指定します。

初期シークレットについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.7(1)(b) 初期シークレットによる認証」を参照してください。

immgr.proxy_url

不可

空文字

統合マネージャーホストにプロキシ経由で接続する場合のプロキシサーバのURLを指定します。

次の形式で指定します。

http://ホスト名:ポート番号(1〜65535の範囲)

統合マネージャーホストにプロキシ経由で接続しない場合は空文字を指定します。

immgr.proxy_user

不可

空文字

immgr.proxy_urlメンバーに値を指定した場合だけ,統合マネージャーホストにプロキシ経由で接続する場合の認証IDを指定します。

認証ありのプロキシ経由のときは,プロキシサーバの認証IDを指定します。

認証なしのプロキシ経由のときは,空文字を指定します。

immgr.proxy_urlメンバーに空文字を指定した場合はこのメンバーを使用しません。

imagent.proxy_password

不可

空文字

immgr.proxy_urlメンバーに値を指定した場合だけ,統合マネージャーホストにプロキシ経由で接続する場合の認証パスワードを指定します。

認証ありのプロキシ経由のときは,プロキシサーバの認証パスワードを指定します。

認証なしのプロキシ経由のときは,空文字を指定します。

immgr.proxy_urlメンバーに空文字を指定した場合はこのメンバーを使用しません。

immgr.imbase_port

不可

20724

接続先の統合マネージャーホストで稼働しているimbaseのポート番号(5001〜65535の範囲)を指定します。

immgr.imbaseproxy_port

不可

20725

接続先の統合マネージャーホストで稼働しているimbaseproxyのポート番号(5001〜65535の 範囲)を指定します。

addon.alertmanager.active

不可

yes

Alertmanagerのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

addon.blackbox_exporter.active

不可

no

Blackbox exporterのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

addon.fluentd.active

不可

yes

Fluentdのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

addon.promitor.active

不可

no

Promitorのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

addon.prometheus_server.active

不可

yes

Prometheus serverのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

addon.ya_cloudwatch_exporter.active

不可

no

Yet another cloudwatch exporterのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

addon.script_exporter.active

不可

no

Script exporterのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

addon.vmware_exporter.active

不可

no

VMware exporterのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

addon.node_exporter.active

不可

yes

Linux環境の場合だけ,Node exporterのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

Windows環境の場合,このメンバーの記述は不要です。

addon.process_exporter.active

不可

yes

Linux環境の場合だけ,Process exporterのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

Windows環境の場合,このメンバーの記述は不要です。

addon.windows_exporter.active

不可

yes

Windows環境の場合だけ,Windows exporterのサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

Linux環境の場合,このメンバーの記述は不要です。

addon.web_exporter.active

不可

no

Windows環境の場合だけ,Webシナリオ監視機能(Web exporter)のサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

Linux環境の場合,このメンバーの記述は不要です。

addon.windows_exporter_hyperv.active

不可

no

Windows環境の場合だけ,Windows exporter(Hyper-V監視)のサービスを有効化するかを指定します。

  • yes:有効化する

  • no:無効化する

Linux環境の場合,このメンバーの記述は不要です。

trueまたはfalseの指定,および,yesまたはnoの指定では,大文字小文字を区別しません。