Alertmanager設定ファイル(jpc_alertmanager.yml)
形式
YAML形式で記述します。
: (略) : receivers: - name: 'JP1IMDD' webhook_configs: - send_resolved: true url: 'http://JP1/IM - Agentのホスト名:20726/ima/api/v1/proxy/service/imdd/im/api_system/v1/events/transform'
ファイル
jpc_alertmanager.yml
jpc_alertmanager.yml.model(モデルファイル)
格納先ディレクトリ
■統合エージェントホスト
- Windowsの場合
-
-
物理ホストのとき
Agentパス\conf\
-
論理ホストのとき
共有フォルダ\jp1ima\conf\
-
- Linuxの場合
-
-
物理ホストのとき
/opt/jp1ima/conf/
-
論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ima/conf/
-
説明
Alertmanagerの動作を規定する設定ファイルです。
文字コード
UTF-8(BOM無し)
改行コード
Windowsの場合:CR+LF
Linuxの場合:LF
定義の反映時期
Alertmanagerを再起動したとき,および,Alertmanagerにリロードを指示したときに反映されます。
記述内容
下記の表で使用している一般的なプレースホルダーの定義については,「ymlファイルの記述項目で使用している一般的なプレースホルダーの定義について」を参照してください。
項目名 |
説明 |
変更可否 |
JP1/IM - Agentでユーザーが設定する内容 |
JP1/IM - Agentのデフォルト値 |
|
---|---|---|---|---|---|
global: |
− |
△ |
− |
− |
|
route: <route> |
アラートのルーティングを設定します。 下記の<route>の説明を参照してください。 |
○ |
詳細については,下記の<route>を参照してください。 |
− |
|
receivers: |
アラートの通知先を設定します。 |
△ |
− |
− |
|
- <receiver> ... |
下記の<receiver>の説明を参照してください。 |
○ |
詳細については,下記の<receiver>を参照してください。 |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)に送信するための定義を記載します。 |
- (凡例)
-
〇:変更可 △:変更不可 −:該当なし
-
<route>
JP1/IMの統合オペレーション・ビューアーへの送信用に1つだけ設定します。
項目名
説明
変更可否
JP1/IM - Agentでユーザーが設定する内容
JP1/IM - Agentのデフォルト値
[ receiver: <string> ]
receiversに設定したアラート通知先の定義にあるnameの値を指定します。
△
−
receiver: 'JP1IMDD'
[ group_by: '[' <labelname>, ... ']' ]
Prometheus serverから通知される複数のアラートをラベルごとにグルーピングして通知する場合に指定します。['...']を指定するとグルーピングを無効にできます。
△
−
group_by: ['...']
[ continue: <boolean> | default = false ]
アラートのルーティングを継続するかどうかを指定します。
△
−
continue: false
[ group_wait: <duration> | default = 30s ]
アラートをグルーピングするための待ち時間を指定します。
待ち時間の間に到着したアラートをグルーピングします。
△
−
group_wait: 5s
[ group_interval: <duration> | default = 5m ]
通知したアラートのグループに新しいアラートが追加されたときに再通知するまでの間隔を指定します。
△
−
group_interval: 5s
[ repeat_interval: <duration> | default = 4h ]
アラートを通知後に再通知するまでの間隔を指定します。
コマンドラインオプション--data.retentionに指定した期間より大きい値を指定した場合,repeat_intervalに指定した期間より早く再通知されることがあります。
△
−
repeat_interval: 7d
- (凡例)
-
△:変更不可 −:該当なし
-
<receiver>
項目名
説明
変更可否
JP1/IM - Agentでユーザーが設定する内容
JP1/IM - Agentのデフォルト値
name: <string>
アラート通知先の設定の名前を指定します。
△
−
- name: 'JP1IMDD'
webhook_configs:
−
△
−
−
[ send_resolved: <boolean> | default = true ]
回復アラートを通知するかどうかを指定します。
<設定例>receivers.webhook_configs.urlを参照してください。
〇
回復の通知を行わない場合はfalseを指定します。
- send_resolved: true
url: <string>
アラート通知先のエンドポイントを指定します。
<設定例>
receivers:
- name: 'JP1IMDD'
webhook_configs:
- send_resolved: true
url: 'http://統合エージェントホスト名: 20726/ima/api/v1/proxy/service/imdd/im/api/v1/events/transform'
◎
同一ホスト上のimagentのエンドポイントを指定します。運用環境に合わせてホスト名とポート番号を変更します。
url: 'http://統合エージェントホスト名:20726/ima/api/v1/proxy/service/imdd/im/api/v1/events/transform'
- (凡例)
-
◎:設定必須 〇:変更可 △:変更不可 −:該当なし