jimdbstop
機能
IMデータベースを停止するコマンドです。JP1/Baseの起動順序制御機能で,終了コマンドを設定する場合に使用します。
また,IMデータベースが再起動中断状態の場合,IMデータベースを強制停止するときに,-fオプションを指定してこのコマンドを使用します。
形式
jimdbstop [-h 論理ホスト名] [-f]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
Managerパス\bin\imdb\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1imm/bin/imdb/
引数
- -h 論理ホスト名
-
クラスタシステムで運用している場合に,コマンドを実行するホストの論理ホスト名を指定します。その後,指定した論理ホストに対応するIMデータベースを停止します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。クラスタシステムを使用していない場合には指定は不要です。なお,論理ホスト名は,大文字・小文字を区別します。
- -f
-
IMデータベースを強制停止する場合に指定します。
戻り値
0 |
正常終了 |
1 |
異常終了 |
4 |
IMデータベースが起動・停止処理中 |
8 |
IMデータベースが停止中(IMデータベースが再起動中断状態であり,不安定な状態) |
12 |
IMデータベースが停止中(正常に停止された状態) |
20 |
IMデータベースがセットアップされていない |
注意事項
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このコマンドの実行中に[Ctrl]+[C]キーや[Ctrl]+[Break]キーを押して処理を中止した場合,IMデータベースの停止に失敗することがあります。コマンドを再実行するには,別プロセスが動作している場合があるため,pdstopプロセスが実行されていないことを確認してください。このプロセスが実行中の場合,しばらく時間をおいてから再確認してください。
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IMデータベースを使用している場合には,JP1/IM - Managerが停止している必要があります。
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JP1/IM - MOを使用している場合は,接続元のJP1/IM - MOのJP1/IM - Message Optimizerサービスが停止している必要があります。
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Windowsの場合,Application Experienceサービスが存在する場合は,Application Experienceサービスのスタートアップの種類が無効になっていないことを確認してからコマンドを実行してください。