Hitachi

JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


5.22.1 Blackbox exporterのリロード

機能

Blackbox exporterの定義ファイルを再読み込みし,Blackbox exporterの動作に反映します。

Blackbox exporterのリロードは,Blackbox exporterの再起動と比べて処理が速く,通知失敗時の状態を維持します。

形式
リクエスト行
POST /-/reload HTTP/1.1
リクエストヘッダー

ヘッダー名

設定値

Host

APIの接続先のBlackbox exporterのホストの情報を,ヘッダーの値として次の形式で指定します。

ホスト名またはIPアドレス:ポート番号

:ポート番号」は省略可能です。

  • ホスト名またはIPアドレス

    Blackbox exporterのホスト名またはIPv4アドレスを指定します。

  • ポート番号

    Blackbox exporterに接続する際に使用するポート番号を指定します。

このヘッダーは省略不可です。

リクエストのメッセージボディー

なし。

レスポンスのメッセージボディー

リロードに成功した場合,レスポンスはなしです。

リロードに失敗した場合,失敗した要因を示すメッセージ(Blackbox exporterが出力する値)が設定されます。

ステータスコード

ステータスコード

メッセージ

説明

200

OK

リロードに成功した。

200以外

OK以外

リロードに失敗した。

注意事項
  • 不正な定義ファイルをリロードした場合,読み込んだ定義ファイルのすべての内容が無効となります。

  • リロードした内容は,次に実行するBlackbox exporterのAPI(スクレイプなど)から有効となり,実行中のAPIには影響しません。

使用例

OSSのcurlコマンドを利用して,このAPIを実行した場合の使用例を,次に示します。

リロード成功時:

>curl --request POST "http://localhost:20715/-/reload"
 
>

リロード失敗時:

# curl -request POST http://localhost:20715/-/reload 
failed to reload config: error parsing config file: yaml: unmarshal errors:
  line 3: field priber not found in type config.plain