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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


5.12.1 バージョン情報取得

機能

JP1/IMの製品バージョンおよびサポートするREST APIのバージョンを取得します。このAPIは,ログインを含めたすべてのREST APIを呼び出す前に呼び出されるため,認証なしで呼び出します。

実行権限

なし。

APIのバージョン

なし。

形式
リクエスト行
GET /application/component/version httpVersion
リクエストのヘッダー

共通のリクエストヘッダーです。

なお,リクエストヘッダーにはCookieを指定しないでください。

リクエストのメッセージボディー

なし。

レスポンスのヘッダー

共通のレスポンスヘッダーです。

レスポンスのメッセージボディー
{
    "productName": "製品名",
    "productVersion": "製品バージョン",
    "apiVersion": ["REST APIバージョン", "REST APIバージョン", ...]
}
パラメーター

なし。

ステータスコード

リクエストに対するレスポンスとして返却されるステータスコードを,次の表に示します。

ステータスコード

メッセージ

説明

200

バージョン情報の取得に成功しました。

戻り値

ステータスコードが200の場合に,レスポンスボディーに次の情報を返却します。

項番

メンバー名

データ型

説明

1

productName

文字列

バージョン情報を取得した製品名を返却します。

2

productVersion

文字列

製品バージョンを「VV-RR」または「VV-RR-SS」形式で返却します。

例えば,製品バージョンが「12-00」の場合は「SS」を省略して「12-00」,製品バージョンが「12-00-02」の場合は「12-00-02」を返却します。

3

apiVersion

配列

サポートするREST APIバージョンの配列を,「VV.RR.SS」形式で返却します。「VV」,「RR」,「SS」はそれぞれ2桁の数字です。

なお,REST APIのURIを構成するapiVersionの場合,「VV」の値の1文字目の0を消去し,文字列「v」と連結した配列を返却します。

例えば,VVが「01」の場合,URIのapiVersionは「v1」となります。

使用例
リクエスト:
GET /im/api/version HTTP/1.1
Accept-Language: ja
Content-Type: application/json
Accept: application/json
レスポンス:
HTTP/1.1 200 OK
Cache-Control: no-store, no-cache, max-age=0
Pragma: no-cache
Expires: Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 GMT
Content-Type: application/json
 
{
    "productName": "JP1/Integrated Management 3 - Manager",
    "productVersion": "12-00",
    "apiVersion": ["01.00.00"]
}