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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


5.11.3 トレンドデータ書き込み

機能

トレンドデータをトレンドデータ管理DBに書き込みます。

書き込むデータはJSON形式で指定します。

実行権限

なし

APIのバージョン

v1

形式
リクエスト行
POST /im/api/v1/trendData/write HTTP/1.1
リクエストヘッダー

ヘッダー名

設定値

Authorization

設定しないでください。

リクエストのメッセージボディーがJSON形式の場合,ほかのリクエストヘッダーは,APIの共通仕様と同じです。APIの共通仕様のリクエストヘッダーについては,「5.2.3 リクエスト形式」の,リクエストヘッダーの説明を参照してください。

リクエストのメッセージボディー

次に示すJSON形式で送信できます。

{
    "labels":{"__name__": "メトリクス名", "ラベル名":"ラベル値", ...},
    "samples":[
        [時刻, ],
        ...
    ]
}
{
    "labels":{"__name__": "メトリクス名", "ラベル名":"ラベル値", ...},
    "samples":[
        [時刻, ],
        ...
    ]
}
...
レスポンスのメッセージボディー
なし
パラメーター

リクエストのメッセージボディーに指定するパラメーターを次に示します。

項番

パラメーター

データ型

説明

1

labels

配列

時系列データのラベルを配列で指定します。

2

__name__

string

時系列データのメトリクス名を指定します。指定は必須です。

3

ラベル名

string

時系列データのラベル名を指定します。

4

ラベル値

string

時系列データのラベル値を指定します

5

samples

配列

時系列データを配列で指定します。

6

時刻

数値

性能データの時刻(UTC時刻における1970年1月1日午前0時0分0秒(UNIXエポック)からの経過ミリ秒数)を指定します。1970年1月1日午前0時0分0秒以前の時刻(マイナス値)は指定できません。

7

数値

性能データの値を指定します。

ステータスコード

リクエストに対するレスポンスとして返却されるステータスコードを,次の表に示します。

ステータスコード

メッセージ

説明

200

なし

APIの処理が成功しました。

500

KAJY62001-E

トレンドデータ管理サービスからエラーが返却されました。

KAJY62000-E

トレンドデータ管理サービスとの通信に失敗しました。

KAJY62004-E

トレンドデータ管理サービスのポート番号の取得に失敗しました。

使用例

OSSのcurlコマンドを利用して,このAPIを実行した場合の使用例を,次に示します。

>curl -i --header "Content-Type: application/json" --request POST --data @c:\\work\\trenddata.json "http://localhost:20703/im/api/v1/trendData/write"
trenddata.json
{
    "labels":{"__name__":"foo","job":"hoge"},
    "samples":[
        [1617436800000,100]
    ]
}
レスポンス例
HTTP/1.1 200
Vary: Origin
Vary: Access-Control-Request-Method
Vary: Access-Control-Request-Headers
X-Content-Type-Options: nosniff
X-XSS-Protection: 1; mode=block
Cache-Control: no-cache, no-store, max-age=0, must-revalidate
Pragma: no-cache
Expires: 0
Content-Length: 0
Date: Fri, 25 Feb 2022 05:59:58 GMT