5.4.5 IMクライアントシークレット発行
- 機能
-
IMクライアントシークレットを発行します。
マネージャーホストに対して,ユーザー独自のOSS,または,JP1/IM - Managerが提供するCloudWatch Logs/AzureMonitorとの連携ツールや下位マネージャーと連携する場合,IMクライアントシークレットを使用して,インテリジェント統合管理基盤と連携先との通信で認証を行います。
- 実行権限
-
次の権限が必要です。
-
JP1資源グループ:*
-
JP1権限レベル:JP1_Console_Admin
-
- APIのバージョン
-
v1
- 形式
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- リクエスト行
POST /application/component/apiVersion/secret/client/generateInfo httpVersion
- リクエストのメッセージボディー
{ "clientId": IMクライアントID }
- レスポンスのメッセージボディー
{ "clientSecret": 認証用のIMクライアントシークレット, "lastUpdateTime": IMクライアントシークレットの発行日時 }
リクエストのメッセージボディーに指定するパラメーターを次に示します。
メンバー名
データ型
省略可否
説明
clientId
string
不可
発行するIMクライアントシークレットのIDを指定します。
JP1/IMと連携する場合,リストの要素には,任意の文字列を指定できます。
ただし,次の文字列は指定できません。
-
「AGENT_」で始まる文字列
-
「MANAGER_」で始まる文字列
指定できる文字数は1〜280文字で,指定できる文字はASCIIコード(0x20〜0x7e(「:」を除く))です。
- ステータスコード
-
リクエストに対するレスポンスとして返却されるステータスコードを,次の表に示します。
ステータスコード
メッセージ
説明
200
−
APIの処理が成功しました。
400
KAJY68002-E
リクエストパラメーターが不正です。
400
KAJY68004-E
同じIMクライアントIDで登録済みです。
403
KAJY01000-E
認証に使用したユーザーの権限不足です。
500
KAJY68008-E
DBアクセスエラー
- 戻り値
-
ステータスコードが200の場合に,レスポンスボディーに次の情報を返します。
メンバー名
データ型
説明
clientSecret
string
発行したIMクライアントシークレット
lastUpdateTime
string
IMクライアントシークレットの発行日時
形式はISO8601の拡張形式のUTC時刻「YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ」です。
- エラーメッセージの出力について
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APIの実行時にエラーが発生した場合,APIのレスポンスにエラーメッセージの内容を含めて呼び出し元へ返却します。呼び出し元は受け取ったレスポンスの情報を使って,呼び出し元でメッセージの表示を行います。
- 使用例
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APIの使用例を次に示します。
- リクエスト:
POST http://immhost01:20703/im/api/v1/secret/client/generateInfo { "clientId": "clientSecret1" }
マネージャーホスト名:immhost01
- レスポンス:
< HTTP/1.1 200 OK < Content-Type: application/json { "clientSecret": "発行したIMクライアントシークレット", "lastUpdateTime": "2022-10-20T12:25:45Z" }