5.4.3 初期シークレット発行
- 機能
-
初期シークレットを発行します。
マネージャーと連携するためには,認証対象となるクライアントごとに,クライアントシークレットの割り当てが必要です。クライアントシークレットを取得するまでのマネージャーとの連携では,マネージャーに対して1つ割り当てられ,すべての要求元で共有する初期シークレットを一時的に使用できます。
発行したシークレットは,統合エージェントホスト管理DBに保存されます。
- 実行権限
-
次の権限が必要です。
-
JP1資源グループ:*
-
JP1権限レベル:JP1_Console_Admin
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- APIのバージョン
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v1
- 形式
-
- リクエスト行
POST /application/component/apiVersion/secret/generateInfo httpVersion
- リクエストのメッセージボディー
なし
- レスポンスのメッセージボディー
{ "secret": 認証用のシークレット, "lastUpdateTime": シークレットの生成日時 }
- パラメーター
-
なし
- ステータスコード
-
リクエストに対するレスポンスとして返却されるステータスコードを,次の表に示します。
ステータスコード
メッセージ
説明
200
−
APIの処理が成功しました。
403
KAJY01000-E
認証に使用したユーザーの権限不足です。
500
KAJY68001-E
DBアクセスエラー
- 戻り値
-
ステータスコードが200の場合に,レスポンスボディーに次の情報を返します。
メンバー名
データ型
説明
secret
string
発行したシークレット
lastUpdateTime
string
シークレットの発行日時
形式はISO8601の拡張形式のUTC時刻「YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ」です。
- エラーメッセージの出力について
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APIの実行時にエラーが発生した場合,APIのレスポンスにエラーメッセージの内容を含めて呼び出し元へ返却します。呼び出し元は受け取ったレスポンスの情報を使って,呼び出し元でメッセージの表示を行います。
- 使用例
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APIの使用例を次に示します。
- リクエスト:
POST http://immhost01:20703/im/api/v1/secret/generateInfo
マネージャーホスト名:immhost01
- レスポンス:
< HTTP/1.1 200 OK < Content-Type: application/json { "secret": "発行したシークレット", "lastUpdateTime": "2022-10-20T12:25:45Z" }