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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


5.4.3 初期シークレット発行

機能

初期シークレットを発行します。

マネージャーと連携するためには,認証対象となるクライアントごとに,クライアントシークレットの割り当てが必要です。クライアントシークレットを取得するまでのマネージャーとの連携では,マネージャーに対して1つ割り当てられ,すべての要求元で共有する初期シークレットを一時的に使用できます。

発行したシークレットは,統合エージェントホスト管理DBに保存されます。

実行権限

次の権限が必要です。

  • JP1資源グループ:*

  • JP1権限レベル:JP1_Console_Admin

APIのバージョン

v1

形式
リクエスト行
POST /application/component/apiVersion/secret/generateInfo httpVersion
リクエストのメッセージボディー
なし
レスポンスのメッセージボディー
{
  "secret": 認証用のシークレット,
  "lastUpdateTime": シークレットの生成日時
}
パラメーター

なし

ステータスコード

リクエストに対するレスポンスとして返却されるステータスコードを,次の表に示します。

ステータスコード

メッセージ

説明

200

APIの処理が成功しました。

403

KAJY01000-E

認証に使用したユーザーの権限不足です。

500

KAJY68001-E

DBアクセスエラー

戻り値

ステータスコードが200の場合に,レスポンスボディーに次の情報を返します。

メンバー名

データ型

説明

secret

string

発行したシークレット

lastUpdateTime

string

シークレットの発行日時

形式はISO8601の拡張形式のUTC時刻「YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ」です。

エラーメッセージの出力について

APIの実行時にエラーが発生した場合,APIのレスポンスにエラーメッセージの内容を含めて呼び出し元へ返却します。呼び出し元は受け取ったレスポンスの情報を使って,呼び出し元でメッセージの表示を行います。

使用例

APIの使用例を次に示します。

リクエスト:
POST http://immhost01:20703/im/api/v1/secret/generateInfo

マネージャーホスト名:immhost01

レスポンス:
< HTTP/1.1 200 OK
< Content-Type: application/json
 
{
    "secret": "発行したシークレット",
    "lastUpdateTime": "2022-10-20T12:25:45Z"
}