Hitachi

JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


3.2.3 JP1/IM - Agentが発行するJP1イベント一覧

〈この項の構成〉

(1) パフォーマンスデータを監視して発行するJP1イベントの属性

パフォーマンスデータを監視して発行するJP1イベントの属性一覧を,次に示します。

表3‒3  パフォーマンスデータを監視して発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

ID

アラート設定ファイル(jpc_alerting_rules.yml)の項目「jp1_pc_eventid」に設定した値

注※ jp1_pc_eventidを設定していない場合は「00007600」が設定されます。

メッセージ

MESSAGE

  • アラートの発火条件を満たしたとき

    アラート設定ファイル(jpc_alerting_rules.yml)の項目「jp1_pc_firing_description」に設定した値から生成した文字列

    注※ jp1_pc_firing_descriptionを設定していない場合は「The alert is firing.(alert=アラート名)」が設定されます。

  • アラートの発火条件を満たさなくなったとき

    アラート設定ファイル(jpc_alerting_rules.yml)の項目「jp1_pc_resolved_description」に設定した値から生成した文字列

    注※ jp1_pc_resolved_descriptionを設定していない場合は「The alert is resolved.(alert=アラート名)」が設定されます。

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

  • アラートの発火条件を満たしたとき

    アラート設定ファイル(jpc_alerting_rules.yml)の項目「jp1_pc_severity」に設定した値

    注※ jp1_pc_severityを設定していない場合は空文字を設定します。

  • アラートの発火条件を満たさなくなったとき

    Information

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2」または「/HITACHI/JP1/JPCCS2/xxxx

xxxxはユーザー任意の値。

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

ALARM

オブジェクト名

OBJECT_NAME

アラート名

注※

アラート設定ファイル(jpc_alerting_rules.yml)の項目「alert」に設定した値

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

発生元ホスト名

JP1_SOURCEHOST

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータを判定したアラートかどうかによって,設定値が異なります。

  • Yet another cloudwatch exporterの場合

    EC2のメトリックのパフォーマンスデータである場合,AWSのjp1_pc_nodelabelタグに設定されている値を発生元ホスト名として設定します。jp1_pc_nodelabelを設定していない場合は空文字を設定します。

    EC2以外のメトリックである場合,Yet another cloudwatch exporterのディスカバリ設定ファイルの項目「targets」に設定されている統合エージェントのホスト名を,発生元ホスト名として設定します。targetsを設定していない場合は空文字を設定します。

  • Yet another cloudwatch exporter以外の場合

    ディスカバリ設定ファイルの項目「targets」に設定されている監視対象ホスト名を,発生元ホストとして設定します。targetsを設定していない場合は空文字を設定します。

    なお,Blackbox exporter(ICMP監視)のディスカバリ設定ファイルの項目「targets」にIPアドレスを設定している場合は,発生元ホスト名としてIPアドレスを設定します。

拡張属性(固有情報)

PP名

PPNAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

アラートの発火日時

JPC_TIME

アラートの発火日時をUTC 1970-01-01 00:00:00からの秒数で格納します。

JP1/IM - Managerに同梱するイベント拡張属性定義ファイルで,attrステートメントに「type="elapsed_time/date_format:CLIENT"」を指定します。

回復アラートの場合,発火アラートの時刻と同じになります。

詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「イベント拡張属性定義ファイル(会社名_製品名_attr_xx.conf)」(2. 定義ファイル)の「type="elapsed_time/date_format:CLIENT"」を説明している個所を参照してください。

統合エージェントのホスト名

JPC_PROMETHEUS

Prometheus設定ファイル(jpc_prometheus_server.yml)の項目「jp1_pc_prome_hostname」に設定した値

注※ jp1_pc_prome_hostnameを設定していない場合は空文字を設定します。

スクレイプジョブ

JPC_JOB

Prometheus設定ファイル(jpc_prometheus_server.yml)のscrape_configsで,job_nameに設定した値

jp1_pc_nodelabel

JPC_NODELABEL

Prometheus設定ファイル(jpc_prometheus_server.yml)のscrape_configsで,項目「jp1_pc_nodelabel」に設定した値

注※ jp1_pc_nodelabelを設定していない場合は空文字を設定します。

Exporter名

JPC_EXPORTER

ディスカバリ設定ファイルの項目「jp1_pc_exporter」に設定した値

注※

指定していない場合は,「Unknown Exporter」となります。

メトリック名

JPC_METRICNAME

アラート設定ファイル(jpc_alerting_rules.yml)の項目「jp1_pc_metricname」に設定した値

注※ jp1_pc_metricnameを設定していない場合は空文字を設定します。

jp1_pc_remote_monitor_instance

JPC_REMOTE_

MONITOR_INSTANCE

ディスカバリ設定ファイルの項目「jp1_pc_remote_monitor_instance」に設定した値

注※

指定していない場合は,属性を設定しません。

AWS サービス名

JPC_AWS_SERVICE

AWSのサービス名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータの場合だけ設定します。

アラート設定ファイル(jpc_alerting_rules.yml)の項目「jp1_pc_metricname」に設定したメトリック名に対応するサービス名を,メトリック定義ファイルから探索して設定します。jp1_pc_metricnameを設定していない場合は空文字を設定します。

AWS アカウント

JPC_AWS_ACCOUNT

AWSのアカウント文字列

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータの場合だけ設定します。

AWS定義ファイル(aws_settings.conf)に記述したAWSアカウントIDに対応する文字列です。定義が存在しない場合は「default」を設定します。

AWS リージョン名

JPC_AWS_REGION

Yet another cloudwatch exporterで監視しているAWSのリージョン名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータの場合だけ設定します。

注※ dimension_InstanceIdラベルが存在しない場合は空文字を設定します。

AWS InstanceId

JPC_AWS_DIM_INSTANCEID

AWS/EC2のディメンション名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータでdimension_InstanceIdラベルが存在する場合だけ設定します。

AWS FunctionName

JPC_AWS_DIM_FUNCTIONNAME

AWS/Lambdaのディメンション名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータでdimension_FunctionNameラベルが存在する場合だけ設定します。

AWS Resource

JPC_AWS_DIM_RESOURCE

AWS/Lambdaのディメンション名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータでdimension_Resourceラベルが存在する場合だけ設定します。

AWS BucketName

JPC_AWS_DIM_BUCKETNAME

AWS/S3のディメンション名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータでdimension_BucketNameラベルが存在する場合だけ設定します。

AWS StorageType

JPC_AWS_DIM_STORAGETYPE

AWS/S3のディメンション名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータでdimension_StorageTypeラベルが存在する場合だけ設定します。

AWS FilterId

JPC_AWS_DIM_FILTERID

AWS/S3のディメンション名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータでdimension_FilterIdラベルが存在する場合だけ設定します。

AWS TableName

JPC_AWS_DIM_TABLENAME

AWS/DynamoDBのディメンション名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータでdimension_TableNameラベルが存在する場合だけ設定します。

AWS StateMachineArn

JPC_AWS_DIM_STATEMACHINEARN

AWS/Statesのディメンション名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータでdimension_StateMachineArnラベルが存在する場合だけ設定します。

AWS QueueName

JPC_AWS_DIM_QUEUENAME

AWS/SQSのディメンション名

Yet another cloudwatch exporterのパフォーマンスデータでdimension_QueueNameラベルが存在する場合だけ設定します。

コンポーネント名

JPC_COMPONENT

コンポーネント名

JP1/IM - Agentのどの製品プラグインに関連するJP1イベントかを設定します。

  • jp1pccs_azure.jsの場合

    /HITACHI/JP1/JPCCS/AZURE/CONFINFO

  • jp1pccs_kubernetes.jsの場合

    /HITACHI/JP1/JPCCS/KUBERNETES/CONFINFO

  • jp1pccs.jsの場合

    /HITACHI/JP1/JPCCS/CONFINFO」または空文字

(2) テキスト形式のログファイルを監視して発行するJP1イベント

ログ監視機能によりテキスト形式のログファイルを監視し,ユーザーが指定した条件に一致するログが出力されたときに発行するJP1イベントです。ログ監視機能については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.3 JP1/IM - Agentによるログ監視機能」を参照してください。

表3‒4 テキスト形式のログファイルを監視して発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

ID

テキスト形式のログファイルの監視定義ファイルの,JP1イベントIDに指定した値です。

初期値は「00007601」を設定します。

メッセージ

MESSAGE

テキスト形式のログファイルの監視定義ファイルの,ログを解析する正規表現で,「MESSAGE」という名前でキャプチャした値です。

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

テキスト形式のログファイルの監視定義ファイルの,重大度に指定した値です。

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2/LOGTRAP/IM管理ノードのラベル名

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

LOGFILE

オブジェクト名

OBJECT_NAME

ログを出力したファイルのファイル名です。

登録名タイプ

ROOT_OBJECT_TYPE

LOGFILE

登録名

ROOT_OBJECT_NAME

ログを出力したファイルのファイル名です。

拡張属性(固有情報)

プラットフォーム

PLATFORM

Windowsの場合:NT

Linuxの場合:UNIX

PP名

PPNAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

発生元ホスト名

JP1_SOURCEHOST

ログを出力したホストのホスト名です。論理ホスト環境の場合は,論理ホスト名です。

監視名

JP1_TRAP_NAME

テキスト形式のログファイルの監視定義ファイルの,監視名に指定した値です。

ログ登録日時

JPC_LOG_TIME

テキスト形式のログファイルの監視定義ファイルの,ログを解析する正規表現で,「time」という名前でキャプチャした値です。キャプチャしていない場合,Fluentdがログを監視した日時です。

time_t型(UTC 1970-01-01 00:00:00からの秒数)

jp1_pc_nodelabel

JPC_NODELABEL

テキスト形式のログファイルの監視定義ファイルの,IM管理ノードのラベル名に指定した値です。

任意の項目

任意の属性名

任意の値です。

ユーザーは,ログのメッセージをキャプチャし,任意の値を任意の属性名の値として設定することができます。設定方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「テキスト形式のログファイルの監視定義ファイル(fluentd_@@trapname@@_tail.conf.template)」(2. 定義ファイル)の[Attributes Settings]セクションの記載を参照してください。

(3) Windowsイベントログを監視して発行するJP1イベント

ログ監視機能によりWindowsイベントログを監視し,ユーザーが指定した条件に一致するログが出力されたときに発行するJP1イベントです。ログ監視機能については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.3 JP1/IM - Agentによるログ監視機能」を参照してください。

表3‒5 Windowsイベントログを監視して発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

ID

Windowsイベントログの監視定義ファイルの,JP1イベントIDに指定した値です。初期値は「00007602」を設定します。

メッセージ

MESSAGE

Windowsイベントログのメッセージです。

最大1,023バイトです。超えた分は切り捨てて表示します。

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Windowsのイベントビューアーの"レベル"または"キーワード"に表示される内容に応じて登録します。

重大度の値と表示される内容を次に示します。

  • Critical:重大

  • Error:エラー

  • Warning:警告

  • Information:情報,詳細,その他

  • Notice:成功の監査,失敗の監査

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2/LOGTRAP/ソース

ソースはWindowsのイベントビューアーの"ソース"に表示される内容(レンダリング情報のProviderの文字列(変換できない場合はProviderNameの値))を示します。

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

LOGFILE

オブジェクト名

OBJECT_NAME

NTEVENTLOG

登録名タイプ

ROOT_OBJECT_

TYPE

LOGFILE

登録名

ROOT_OBJECT_NAME

NTEVENTLOG

拡張属性(固有情報)

Windowsログ登録日時

A0

Windowsのイベントビューアーの"ログの日付"に表示される日時です。

time_t型(UTC 1970-01-01 00:00:00からの秒数)

コンピュータ名

A1

Windowsのイベントビューアーの"コンピューター"に表示される内容です。

NT ログ種別

A2

System/Security/Application/Setup/

Directory Service/DNS Server/File

Replication Service/Internet Explorer/Key

Management Service/HardwareEvents

その他,Windowsのイベントビューアーの"ログの名前"に表示される内容です。

NT ログ種類

A3

Critical/Error/Warning/Information/

Verbose/Audit_Success/Audit_Failure

(level,keywordの値により決定します

NTログ分類

A4

Windowsのイベントビューアーの"タスクのカテゴリ"に表示される内容です。(Taskをレンダリングした文字列)

レンダリング文字列に変換できない場合:(Taskの値)

分類できなかった場合:None

NTイベントID

A5

Windowsのイベントビューアーの"イベントID"に表示される内容です。

NTユーザー名

A6

Windowsのイベントビューアーの"ユーザー"に表示される内容です。

NTログレベル

A7

Windowsのイベントビューアーの"レベル"に表示される内容です。

NTログキーワード

A8

Windowsのイベントビューアーの"キーワード"に表示される内容です。

NTログオペコード

A9

Windowsのイベントビューアーの"オペコード"に表示される内容です。

プラットフォーム

PLATFORM

NT

PP名

PPNAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

発生元ホスト名

JP1_SOURCEHOST

ログを出力したホストのホスト名。論理ホスト環境の場合は,論理ホスト名です。

監視名

JP1_TRAP_NAME

Windowsイベントログの監視定義ファイルの,ログ監視名に指定した値です。

jp1_pc_nodelabel

JPC_NODELABEL

Windowsイベントログの監視定義ファイルの,IM管理ノードのラベル名に指定した値です。

注※

NT ログ種類の設定文字列を次に示します。

  • NT ログ種別がSecurityの場合

    keywordの値を元に,「keywordの値:設定文字列」の形式で,次に示すNT ログ種類の値を設定します。

    0x10000000000000:Audit_Success, 0x20000000000000:Audit_Failure

    値のビット論理積が0でない場合,設定文字列は属性値です。どちらも0である場合,「-」を値として設定します。

  • NT ログ種別がSecurityでない場合

  • levelの値を元に,「levelの値:設定文字列」の形式で,次に示すNT ログ種類の値を設定します。

    1:Critical,2:Error, 3:Warning, 4:Information, 5:Verbose, その他:Information

(4) 統合エージェント制御基盤が切断されたときに発行するJP1イベント

統合エージェント制御基盤のポーリング監視機能により,統合エージェント制御基盤から統合エージェント管理基盤へ一定期間接続がない場合に発行するJP1イベントです。統合エージェント制御基盤のポーリング監視機能については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.8 統合エージェント制御基盤のポーリング監視」を参照してください。

表3‒6 統合エージェント制御基盤が切断されたときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

ID

00007620

メッセージ

MESSAGE

KNBC20043-E

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Error

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

IMAGTHC

オブジェクト名

OBJECT_NAME

IMAGENT

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

拡張属性(固有情報)

発生元ホスト名

JP1_SOURCEHOST

統合エージェント管理基盤に一定期間接続がなかった統合エージェント制御基盤をインストールしている統合エージェントホスト名です。

(5) 統合エージェント制御基盤が接続されたときに発行するJP1イベント

統合エージェント制御基盤のポーリング監視機能により,統合エージェント制御基盤が統合エージェント管理基盤に接続したときに発行するJP1イベントです。統合エージェント制御基盤のポーリング監視機能については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.8 統合エージェント制御基盤のポーリング監視」を参照してください。

表3‒7 統合エージェント制御基盤が接続されたときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

ID

00007621

メッセージ

MESSAGE

KNBC20044-I

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Information

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

IMAGTHC

オブジェクト名

OBJECT_NAME

IMAGENT

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

拡張属性(固有情報)

発生元ホスト名

JP1_SOURCEHOST

統合エージェント管理基盤に接続した統合エージェント制御基盤をインストールしている統合エージェントホスト名です。

(6) 統合エージェント制御基盤が正常に停止するときに発行するJP1イベント

統合エージェント制御基盤のポーリング監視機能により,統合エージェント制御基盤が正常に停止するときに発行するJP1イベントです。統合エージェント制御基盤のポーリング監視機能については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.8 統合エージェント制御基盤のポーリング監視」を参照してください。

表3‒8 統合エージェント制御基盤が正常に停止するときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

ID

00007622

メッセージ

MESSAGE

KNBC20045-I

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Information

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

IMAGTHC

オブジェクト名

OBJECT_NAME

IMAGENT

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

拡張属性(固有情報)

発生元ホスト名

JP1_SOURCEHOST

停止する統合エージェント制御基盤をインストールしている統合エージェントホスト名です。

(7) エージェントの追加を検知したときに発行するJP1イベント

表3‒9 エージェントの追加を検知したときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

初期値は「00007630」※1を設定します。

イベントDB内通し番号

SEQNO

イベントDB内通し番号

発行元プロセスID

PROCESSID

0

登録時刻

TIME

登録時刻

到着時刻

ARRIVEDTIME

到着時刻

発行元ユーザーID

USERID

-1〜65,535※2

発行元グループID

GROUPID

-1〜65,535※2

発行元ユーザー名

USERNAME

Windowsの場合:SYSTEM

UNIXの場合:root

発行元グループ名

GROUPNAME

Windowsの場合:ヌル文字列

UNIXの場合:root

発行元イベントサーバ名

SOURCESERVER

発行元イベントサーバ名

発行元イベントDB内通し番号

SOURCESEQNO

発行元イベントDB内通し番号

メッセージ

KNBC00030-I

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Information

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

SERVICE

オブジェクト名

OBJECT_NAME

IMBASE

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

(凡例)−:なし

注※1

このJP1イベントはマネージャーノードに紐づけられます。マネージャーが複数ある構成の場合は,直接繋がっているマネージャーノードにのみ紐づけられます。

注※2

イベントサーバ設定ファイルに指定した代用ユーザーIDおよび代用グループIDが設定されます。指定しなかった場合は,-1が設定されます。

(8) エージェントの削除を検知したときに発行するJP1イベント

表3‒10 エージェントの削除を検知したときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

初期値は「00007631」※1を設定します。

イベントDB内通し番号

SEQNO

イベントDB内通し番号

発行元プロセスID

PROCESSID

0

登録時刻

TIME

登録時刻

到着時刻

ARRIVEDTIME

到着時刻

発行元ユーザーID

USERID

-1〜65,535※2

発行元グループID

GROUPID

-1〜65,535※2

発行元ユーザー名

USERNAME

Windowsの場合:SYSTEM

UNIXの場合:root

発行元グループ名

GROUPNAME

Windowsの場合:ヌル文字列

UNIXの場合:root

発行元イベントサーバ名

SOURCESERVER

発行元イベントサーバ名

発行元イベントDB内通し番号

SOURCESEQNO

発行元イベントDB内通し番号

メッセージ

KNBC00031-I

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Information

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

SERVICE

オブジェクト名

OBJECT_NAME

IMBASE

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

(凡例)−:なし

注※1

このJP1イベントはマネージャーノードに紐づけられます。マネージャーが複数ある構成の場合は,直接繋がっているマネージャーノードにのみ紐づけられます。

注※2

イベントサーバ設定ファイルに指定した代用ユーザーIDおよび代用グループIDが設定されます。指定しなかった場合は,-1が設定されます。

(9) エージェント情報の更新を検知したときに発行するJP1イベント

表3‒11 エージェント情報の更新を検知したときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

初期値は「00007632」※1を設定します。

イベントDB内通し番号

SEQNO

イベントDB内通し番号

発行元プロセスID

PROCESSID

0

登録時刻

TIME

登録時刻

到着時刻

ARRIVEDTIME

到着時刻

発行元ユーザーID

USERID

-1〜65,535※2

発行元グループID

GROUPID

-1〜65,535※2

発行元ユーザー名

USERNAME

Windowsの場合:SYSTEM

UNIXの場合:root

発行元グループ名

GROUPNAME

Windowsの場合:ヌル文字列

UNIXの場合:root

発行元イベントサーバ名

SOURCESERVER

発行元イベントサーバ名

発行元イベントDB内通し番号

SOURCESEQNO

発行元イベントDB内通し番号

メッセージ

KNBC00032-I

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Information

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

SERVICE

オブジェクト名

OBJECT_NAME

IMBASE

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

(凡例)−:なし

注※1

このJP1イベントはマネージャーノードに紐づけられます。マネージャーが複数ある構成の場合は,直接繋がっているマネージャーノードにのみ紐づけられます。

注※2

イベントサーバ設定ファイルに指定した代用ユーザーIDおよび代用グループIDが設定されます。指定しなかった場合は,-1が設定されます。

(10) 定義ファイルの削除に成功したときに発行するJP1イベント

表3‒12 定義ファイルの削除に成功したときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

初期値は「00007640」を設定します。

イベントDB内通し番号

SEQNO

イベントDB内通し番号

発行元プロセスID

PROCESSID

0

登録時刻

TIME

登録時刻

到着時刻

ARRIVEDTIME

到着時刻

発行元ユーザーID

USERID

-1〜65,535

発行元グループID

GROUPID

-1〜65,535

発行元ユーザー名

USERNAME

Windowsの場合:SYSTEM

UNIXの場合:root

発行元グループ名

GROUPNAME

Windowsの場合:ヌル文字列

UNIXの場合:root

発行元イベントサーバ名

SOURCESERVER

発行元イベントサーバ名

発行元イベントDB内通し番号

SOURCESEQNO

発行元イベントDB内通し番号

メッセージ

次のどれかを設定します。

  • KNBC20015-W

  • KNBC20016-W

  • KNBC20017-W

  • KNBC20018-W

  • KNBC00018-I

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Infomation

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

SERVICE

オブジェクト名

OBJECT_NAME

JP1/IM - Managerの定義ファイルを操作した場合

FILEOPERATION_MANAGER

統合エージェントの定義ファイルを操作した場合

FILEOPERATION_AGENT

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

(凡例)−:なし

注※

イベントサーバ設定ファイルに指定した代用ユーザーIDおよび代用グループIDが設定されます。指定しなかった場合-1が設定されます。

(11) 定義ファイルの削除に失敗したときに発行するJP1イベント

表3‒13 定義ファイルの削除に失敗したときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

初期値は「00007641」を設定します。

イベントDB内通し番号

SEQNO

イベントDB内通し番号

発行元プロセスID

PROCESSID

0

登録時刻

TIME

登録時刻

到着時刻

ARRIVEDTIME

到着時刻

発行元ユーザーID

USERID

-1〜65,535

発行元グループID

GROUPID

-1〜65,535

発行元ユーザー名

USERNAME

Windowsの場合:SYSTEM

UNIXの場合:root

発行元グループ名

GROUPNAME

Windowsの場合:ヌル文字列

UNIXの場合:root

発行元イベントサーバ名

SOURCESERVER

発行元イベントサーバ名

発行元イベントDB内通し番号

SOURCESEQNO

発行元イベントDB内通し番号

メッセージ

次のどれかを設定します。

  • KNBC00012-E

  • KNBC00013-E

  • KNBC00015-E

  • KNBC00017-E

  • KNBC00010-E

  • KNBC00014-E

  • KNBC20009-E

  • KNBC20012-E

  • KNBC20014-E

  • KNBC20023-E

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Error

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

SERVICE

オブジェクト名

OBJECT_NAME

JP1/IM - Managerの定義ファイルを操作した場合

FILEOPERATION_MANAGER

統合エージェントの定義ファイルを操作した場合

FILEOPERATION_AGENT

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

(凡例)−:なし

注※

イベントサーバ設定ファイルに指定した代用ユーザーIDおよび代用グループIDが設定されます。指定しなかった場合-1が設定されます。

(12) 定義ファイルの更新に成功したときに発行するJP1イベント

表3‒14 定義ファイルの更新に成功したときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

初期値は「00007642」を設定します。

イベントDB内通し番号

SEQNO

イベントDB内通し番号

発行元プロセスID

PROCESSID

0

登録時刻

TIME

登録時刻

到着時刻

ARRIVEDTIME

到着時刻

発行元ユーザーID

USERID

-1〜65,535

発行元グループID

GROUPID

-1〜65,535

発行元ユーザー名

USERNAME

Windowsの場合:SYSTEM

UNIXの場合:root

発行元グループ名

GROUPNAME

Windowsの場合:ヌル文字列

UNIXの場合:root

発行元イベントサーバ名

SOURCESERVER

発行元イベントサーバ名

発行元イベントDB内通し番号

SOURCESEQNO

発行元イベントDB内通し番号

メッセージ

次のどれかを設定します。

  • KNBC20020-W

  • KNBC20021-W

  • KNBC20016-W

  • KNBC20017-W

  • KNBC20019-E

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Infomation

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

SERVICE

オブジェクト名

OBJECT_NAME

JP1/IM - Managerの定義ファイルを操作した場合

FILEOPERATION_MANAGER

統合エージェントの定義ファイルを操作した場合

FILEOPERATION_AGENT

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

(凡例)−:なし

注※

イベントサーバ設定ファイルに指定した代用ユーザーIDおよび代用グループIDが設定されます。指定しなかった場合-1が設定されます。

(13) 定義ファイルの更新に失敗したときに発行するJP1イベント

表3‒15 定義ファイルの更新に失敗したときに発行するJP1イベントの属性一覧

分類

項目名

属性名

説明

基本属性

イベントID

初期値は「00007643」を設定します。

イベントDB内通し番号

SEQNO

イベントDB内通し番号

発行元プロセスID

PROCESSID

0

登録時刻

TIME

登録時刻

到着時刻

ARRIVEDTIME

到着時刻

発行元ユーザーID

USERID

-1〜65,535

発行元グループID

GROUPID

-1〜65,535

発行元ユーザー名

USERNAME

Windowsの場合:SYSTEM

UNIXの場合:root

発行元グループ名

GROUPNAME

Windowsの場合:ヌル文字列

UNIXの場合:root

発行元イベントサーバ名

SOURCESERVER

発行元イベントサーバ名

発行元イベントDB内通し番号

SOURCESEQNO

発行元イベントDB内通し番号

メッセージ

次のどれかを設定します。

  • KNBC20009-E

  • KNBC20012-E

  • KNBC20014-E

  • KNBC20022-E

  • KNBC20023-E

  • KNBC00012-E

  • KNBC00013-E

  • KNBC00015-E

  • KNBC00016-E

  • KNBC00010-E

  • KNBC00014-E

拡張属性(共通情報)

重大度

SEVERITY

Error

プロダクト名

PRODUCT_NAME

/HITACHI/JP1/JPCCS2

オブジェクトタイプ

OBJECT_TYPE

SERVICE

オブジェクト名

OBJECT_NAME

JP1/IM - Managerの定義ファイルを操作した場合

FILEOPERATION_MANAGER

統合エージェントの定義ファイルを操作した場合

FILEOPERATION_AGENT

事象種別

OCCURRENCE

NOTICE

(凡例)−:なし

注※

イベントサーバ設定ファイルに指定した代用ユーザーIDおよび代用グループIDが設定されます。指定しなかった場合-1が設定されます。