Promitor Scraper runtime設定ファイル（runtime.yaml）
形式
YAML形式で記述します。
authentication:
mode: ServicePrincipal
identityId: クライアントID
server:
httpPort: 20719
metricSinks:
prometheusScrapingEndpoint:
enableMetricTimestamps:true
baseUriPath: /metrics
metricsConfiguration:
absolutePath: インストールディレクトリ/jp1pccs/conf/promitor/scraper/metrics-declaration.yaml
resourceDiscovery:
host: インストールホスト名
enabled: true
port: 20720
ファイル
runtime.yaml
runtime.yaml.model（モデルファイル）
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
- 物理ホストのとき
-
Agentパス\conf\promitor\scraper\
- 論理ホストのとき
-
共有フォルダ\jp1ima\conf\promitor\scraper\
- Linuxの場合
-
- 物理ホストのとき
-
/opt/jp1ima/conf/promitor/scraper/
- 論理ホストのとき
-
共有ディレクトリ/jp1ima/conf/promitor/scraper/
説明
Promitor Scraperの認証情報やスクレイプ用ポートなどを定義する設定ファイルです。
文字コード
UTF-8（BOM無し）
改行コード
Windowsの場合：CR+LF
Linuxの場合：LF
定義の反映時期
Promitor Scraperを再起動したとき，Promitor Scraperの動作に反映されます。
また，上記の操作を行ったあと，jddcreatetreeコマンドおよびjddupdatetreeコマンドを実行したとき，統合オペレーション・ビューアーのツリーの表示内容に反映されます。
記述内容
|
項目名※ |
説明 |
変更可否 |
JP1/IM - Agentでユーザーが設定する内容 |
JP1/IM - Agentのデフォルト値 |
||
|---|---|---|---|---|---|---|
|
authentication: |
Azureの認証情報を設定します。 |
− |
− |
− |
||
|
[mode:] |
認証方法を指定します。 指定できる値を次に示します。
PromitorがAzure上にあるときは，SystemAssignedManagedIdentityまたはUserAssignedManagedIdentityを指定することを推奨します。 PromitorがAzure上にないときは，ServicePrincipalを指定します。 |
◎ |
− |
ServicePrincipal |
||
|
[identityId:] |
IDを指定します。 modeがServicePrincipalの場合は，クライアントIDを指定します。 modeがSystemAssignedManagedIdentityまたはUserAssignedManagedIdentityの場合は，指定不要です。 |
◎ |
− |
指定なし |
||
|
[server:] |
サーバの情報を設定します。 |
− |
− |
− |
||
|
[httpPort:] |
ポートを指定します。 指定を省略した場合，「80」が仮定されます。 |
○ |
− |
20719 |
||
|
[metricSinks:] |
メトリクスの情報を設定します。 |
− |
− |
− |
||
|
[prometheusScrapingEndpoint:] |
Prometheusの情報を設定します。 |
− |
− |
− |
||
|
[enableMetricTimestamps:] |
タイムスタンプを有効にするかを指定します。 |
△ |
− |
true |
||
|
baseUriPath: |
スクレイプするパスを指定します。 |
△ |
− |
/metrics |
||
|
[metricsConfiguration:] |
メトリクスの情報を設定します。 |
− |
− |
− |
||
|
[absolutePath:] |
メトリクス設定ファイルのパスを，1〜255文字の文字列で指定します。 指定を省略した場合，「/config/metrics-declaration.yaml」が仮定されます。 |
○ |
− |
インストール先/jp1ima/conf/promitor/scraper/metrics-declaration.yaml |
||
|
[resourceDiscovery:] |
Promitor Resource Discovery Agentの情報を設定します。 |
− |
− |
− |
||
|
host: |
Promitor Resource Discovery Agentのホスト名を指定します。 |
○ |
− |
インストール時にホスト名が設定されます。 |
||
|
[enabled:] |
Promitor Resource Discovery Agentを使用するかを指定します。 trueまたはfalseを指定できます。 |
○ |
− |
true |
||
|
port: |
Promitor Resource Discovery Agentのポートを指定します。 |
○ |
− |
20720 |
||
- （凡例）
-
◎：設定必須 〇：変更可 △：変更不可 −：該当なし
- 注※
-
[]はオプションを意味します。