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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


コンテナ監視のメトリック定義ファイル(metrics_kubernetes.conf)

〈このページの構成〉

形式

[
  {
    "name":"トレンドデータのメトリック名",
    "default":デフォルト選択状態,
    "promql":"PromQL文",
    "resource_en":{
      "category":"メトリックのカテゴリ(英語)",
      "label":"メトリック表示名(英語)",
      "description":"メトリックの説明(英語)",
      "unit":"メトリックの単位(英語)"
    },
    "resource_ja":{
      "category":"メトリックのカテゴリ(日本語)",
      "label":"メトリック表示名(日本語)",
      "description":"メトリックの説明(日本語)",
      "unit":"メトリックの単位(日本語)"
    },
    "module": "コンポーネント名”
  }, ・・・
]
注※

[]内に記述できる要素の数は1〜1,000個です。範囲外の個数の要素を記述した場合は,KAJY24609-Eのエラーメッセージが出力されます。

ファイル

metrics_kubernetes.conf

metrics_ kubernetes.conf.model(モデルファイル)

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
物理ホストのとき

Managerパス\conf\imdd\plugin\jp1pccs_kubernetes\

論理ホストのとき

共有フォルダ\jp1imm\conf\imdd\plugin\jp1pccs_kubernetes\

Linuxの場合
物理ホストのとき

/etc/opt/jp1imm/conf/imdd/plugin/jp1pccs_kubernetes/

論理ホストのとき

共有ディレクトリ/jp1imm/conf/imdd/plugin/jp1pccs_kubernetes/

説明

[統合オペレーション・ビューアー]画面の[トレンド]タブで表示するコンテナ監視のメトリック情報を定義するファイルです。

定義内容は,JP1/IM - Agentの製品プラグインの__metricListGetメソッド,および__timeSeriesDataGetメソッドの返却値に使用します。JP1/IM - Managerが階層構成で,統合マネージャーから下位マネージャーのトレンドデータ管理DBに保存されているトレンドデータを参照する場合,統合マネージャーのメトリック定義ファイルに参照するトレンドデータのメトリックを追加する必要があります。

文字コード

UTF-8(BOM無し)

改行コード

Windowsの場合:CR+LF

Linuxの場合:LF

定義の反映時期

[統合オペレーション・ビューアー]画面の[トレンド]タブ,または,REST APIで,メトリックの情報を取得したときに反映されます。

記述内容

JP1/IM - Agentの「Node exporterのメトリック定義ファイル(metrics_node_exporter.conf)」(2. 定義ファイル)の「記述内容」を参照してください。ただし,moduleメンバーを必須とし,コンポーネント種別を記載します。ここで指定した値が,オブジェクトルートノード種別として使用されます。

モデルファイルの設定内容(初期状態)

コンテナ監視のメトリック定義ファイルのモデルファイルに記述されている各メトリックの設定内容(初期状態)を,次に示します。