jcfvirtualchstat
機能
指定ホストの仮想化構成を更新します。
仮想化環境管理ソフトウェアが管理する仮想化構成が変更された場合,このコマンドを実行することによって仮想化構成の変更をIM構成管理に反映できます。
なお,同時に実行できるコマンドの数は5個までです。
形式
jcfvirtualchstat -c ホスト名 [-h 論理ホスト名]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納ディレクトリ
- Windowsの場合
-
Managerパス\bin\imcf\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1imm/bin/imcf/
引数
- -c ホスト名
-
仮想化構成情報の収集対象のホスト名を指定します。ホスト名は,255文字以内で指定します。
- -h 論理ホスト名
-
クラスタシステムで運用している場合に,論理ホスト名を指定します。論理ホスト名は,255バイト以内で指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。クラスタシステムを使用していない場合には指定は不要です。
注意事項
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このコマンドは実行系ホストでだけ実行してください。コマンドの実行時は共有ディスクをマウントした状態で実行してください。
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このコマンドは待機系ホストでは実行しないでください。
UNIX/Linux環境の待機系ホストで実行した場合,待機系ホストのローカルディスクのルート直下に「/共有ディレクトリ名」という不要なディレクトリが作成され,その配下にも次の不要なディレクトリとファイルが作成されます。
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/共有ディレクトリ名/jp1imm
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/共有ディレクトリ名/jp1imm/log
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/共有ディレクトリ名/jp1imm/log/imcf
上記のローカルディスクにあるルート直下の「/共有ディレクトリ名」およびそのディレクトリ配下のファイルは不要であるため削除してください。削除する際は誤って共有ディスク上のディレクトリおよびファイルを削除しないように,必ず待機系ホスト上で共有ディスクがマウントされていないことを確認して実施してください。
-
戻り値
0 |
正常終了 |
4 |
オプション不正 |
8 |
サーバに接続できない |
12 |
メモリーが不足した |
16 |
権限が不正 |
21 |
同時実行数の上限に達した |
24 |
入出力エラーが発生した |
120 |
システムエラーが発生した |
124 |
その他エラーにより終了した |
201以上 |
JavaVMの起動エラーが発生した |