jddupdateaction
機能
ユーザーが定義した自動対処アクション定義ファイルを読み込み,インテリジェント統合管理基盤に反映するコマンドです。
形式
Usage: jddupdateaction [-h 論理ホスト名]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
Managerパス\bin\imdd\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1imm/bin/imdd/
引数
- -h 論理ホスト名
-
JP1/IMをクラスタシステムで運用している場合に,論理ホスト名を指定します。
このオプションを省略した場合は,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。ただし,環境変数JP1_HOSTNAMEに空文字列を指定しているときは,物理ホスト名が仮定されます。
このオプションを省略,かつ,環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合は,物理ホスト名が仮定されます。
注意事項
-
このコマンドを使用する場合,JP1/IM3-Managerサービスが起動している必要があります。
戻り値
0 |
正常終了 |
1 |
正常終了(警告メッセージあり) |
2 |
引数不正 |
3 |
論理ホスト名が不正 |
4 |
インテリジェント統合管理基盤が利用する認証情報が設定されていない |
5 |
コマンド実行に必要な権限が無い |
6 |
インテリジェント統合管理基盤への接続に失敗 |
7 |
インテリジェント統合管理基盤への認証に失敗 |
8 |
認証に使用したユーザーの権限が不足 |
9 |
自動対処アクション定義ファイルの読み込みに失敗 |
10 |
自動対処アクション定義ファイルのフォーマット不正 |
11 |
自動対処アクション定義ファイルの記載内容不正 |
255 |
システムエラー |
使用例
論理ホストを「ronri」とする場合の例を次に示します。
$ jddupdateaction -h ronri KAJY02009-I コマンド(jddupdateaction)を開始しました KAJY02010-I コマンド(jddupdateaction)が正常終了しました