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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 画面リファレンス


2.2.1 [統合エージェント一覧]画面

[統合エージェント一覧]画面は,インテリジェント統合管理基盤の管理対象とする統合エージェントホストおよびそのホストに紐づいて使用できるアドオンプログラムを,システム管理者が把握するために一覧表示する画面です。

インテリジェント統合管理基盤の管理対象から統合エージェントホストを削除する必要がある場合,その統合エージェントホストおよびそのホストに紐づくアドオンプログラムの情報を削除します。また,削除する統合エージェントホストのPrometheusやFluentdがトレンドデータ管理DBに保存したトレンドデータを削除します。統合エージェントホストにユーザー独自のPrometheusやユーザー独自のFluentdをインストールしている場合,それらがトレンドデータ管理DBにトレンドデータを保存しているときは,そのトレンドデータも削除します。

インテリジェント統合管理基盤の管理対象としている統合エージェントホストおよびそのホストに紐づくアドオン機能の情報はそのままで,統合エージェントホストのPrometheusやFluentdがトレンドデータ管理DBに保存したトレンドデータを削除することもできます。統合エージェントホストにユーザー独自のPrometheusやユーザー独自のFluentdがインストールしている場合,それらがトレンドデータ管理DBにトレンドデータを保存しているときは,そのトレンドデータも削除します。

図2‒2 [統合エージェント一覧]画面

[図データ]

[統合エージェント一覧]画面の表示項目を次に示します。

なお,ユーザーに通知する情報がある場合は,画面の上部にメッセージが表示されます。メッセージが表示しきれない場合は,末尾は「...」と表示されます。[図データ]をクリックすると,メッセージの全文を確認できます。[図データ]をクリックすると,元の表示に戻ります。

[ホスト名]

統合エージェントホスト一覧をホスト名で絞り込むための文字列を,255文字以内で入力します。

入力できる文字は,半角英数字,半角ハイフン,および半角ピリオドです。

[検索]ボタン

統合エージェントホスト一覧のホスト名を,[ホスト名検索]のテキストエリアに入力した文字列の部分一致で検索し,条件に該当したホストを表示します。

[図データ]ボタン(前頁)

統合エージェントホスト一覧にひとつ前のページを表示します。

表示範囲

検索条件に該当する統合エージェントの件数と現在のページの表示範囲を「x〜y / z」の形式で表示します。

[図データ]ボタン(次頁)

統合エージェントホスト一覧にひとつ後ろのページを表示します。

[統合エージェントホスト一覧]

統合エージェントホストの統合エージェント制御基盤から登録要求され,インテリジェント統合管理データベースに格納した統合エージェントホストの情報を一覧表示します。

デフォルトでは,ホスト名の昇順で表示します。

1ページ当たりの表示件数は最大200件です。200件を超える場合は,ページボタンでページを切り替えて表示します。

表示するデータレコードが1件もない場合は「NO DATA」と表示されます。

[図データ][全選択/選択解除]チェックボックス

統合エージェントホスト一覧のヘッダーのチェックボックスを選択すると,表示中のページのすべての統合エージェントホストが選択されます。全選択を解除する場合は,クリックしてチェックを外します。

特定の統合エージェントホストだけを選択する場合は,個別のチェックボックスを選択します。

[ホスト名]

統合エージェントホストのホスト名を表示します。

[OS]

統合エージェントホストのOSを表示します。

(例:windows,linux)

[統合エージェントのバージョン]

統合エージェントホストでの統合エージェントのバージョンを表示します。

[マネージャーホスト名]

統合エージェントを管理しているマネージャーのホスト名を表示します。

[登録日時]

統合エージェントホストを登録した日時を表示します。

日時は,統合オペレーション・ビューアーで設定されているタイムゾーンに従い,「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」の形式で表示します。

登録日時は,次の作業を実施した後にJP1/IM - Agentを起動すると更新されます。

  • JP1/IM - Agentのインストール

  • JP1/IM - Agentのバージョンアップ

  • [統合エージェント一覧]画面でJP1/IM - Agentを削除

[定義ファイルの設定]ボタン

■[統合エージェントホスト一覧]の[選択]チェックボックスに1件のチェックがある場合

このボタンをクリックすると,[統合エージェントホスト一覧]でチェックありの統合エージェントホストについて,[定義ファイル一覧(ホスト名)]画面を表示します。

■[統合エージェントホスト一覧]で[選択]チェックボックスに1つもチェックがない場合,または,複数のチェックがある場合

このボタンは非活性となります。

[シークレットの設定]ボタン

■[統合エージェントホスト一覧]の[選択]チェックボックスに1件のチェックがある場合

このボタンをクリックすると,[統合エージェントホスト一覧]でチェックありの統合エージェントホストについて,[シークレット一覧]ダイアログを表示します。

■[統合エージェントホスト一覧]で[選択]チェックボックスに1つもチェックがない場合,または,複数のチェックがある場合

このボタンは非活性となります。

[アラート設定ファイルの配布]ボタン

■[統合エージェントホスト一覧]の[選択]チェックボックスに1件のチェックがある場合

このボタンをクリックすると,[統合エージェントホスト一覧]でチェックありのホストを対象に,[アラート設定ファイルの配布]ダイアログを表示します。

■[統合エージェントホスト一覧]で[選択]チェックボックスに1つもチェックがない場合

このボタンは非活性となります。

[削除]ボタン

■[統合エージェントホスト一覧]の[選択]チェックボックスにチェックがある場合

このボタンをクリックすると,定義ファイルの削除を確認するメッセージ画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,[統合エージェントホスト一覧]でチェックありの統合エージェントホストが削除されます。また,削除される統合エージェントホストのPrometheusやFluentdがトレンドデータ管理DBに保存したトレンドデータも削除されます。統合エージェントホストにユーザー独自のPrometheusやユーザー独自のFluentdをインストールしている場合,それらがトレンドデータ管理DBにトレンドデータを保存しているときは,そのトレンドデータも削除されます。

削除したあと,JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)のツリー情報には削除した情報は反映されません。反映する場合は,統合オペレーション・ビューアーからのツリー情報の生成および反映,またはjddcreatetreeコマンドおよびjddupdatetreeコマンド(構成変更モード(-cオプション)を指定)の実行が必要です。

■[統合エージェントホスト一覧]の[選択]チェックボックスに1つもチェックがない場合

このボタンは非活性となります。

[トレンドデータ削除]ボタン

■[統合エージェントホスト一覧]の[選択]チェックボックスにチェックがある場合

このボタンをクリックすると,統合エージェントのトレンドデータの削除を確認するメッセージ画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,[統合エージェントホスト一覧]でチェックありの統合エージェントホストのPrometheusやFluentdがトレンドデータ管理DBに保存したトレンドデータが削除されます。統合エージェントホストにユーザー独自のPrometheusやユーザー独自のFluentdをインストールしている場合,それらがトレンドデータ管理DBにトレンドデータを保存しているときは,そのトレンドデータも削除されます。

削除したあと,JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)のツリー情報には削除した情報は反映されません。反映する場合は,統合オペレーション・ビューアーからのツリー情報の生成および反映,またはjddcreatetreeコマンドおよびjddupdatetreeコマンド(構成変更モード(-cオプション)を指定)の実行が必要です。

■[統合エージェントホスト一覧]の[選択]チェックボックスに1つもチェックがない場合

このボタンは非活性となります。

[図データ][閉じる]ボタン

画面を閉じます。

〈この項の構成〉

(1) [アラート設定ファイルの配布]ダイアログ

[アラート設定ファイルの配布]ダイアログは,アラート設定ファイルの一括配布機能で配布するアラート設定ファイルを指定する画面です。

図2‒3 [アラート設定ファイルの配布]ダイアログ

[図データ]

[アラート設定ファイルの配布]ダイアログの表示項目を次に示します。

[ファイル指定(*.yml)]

アップロード対象として指定したアラート設定ファイルを表示します。

指定できるファイルのサイズの上限は10MBです。

[参照]ボタン

アップロードするファイルを指定するための入力画面を表示します。指定したファイル名が「jpc_alerting_rules.yml」でない場合,KAJY68127-Eメッセージを表示します。

[アップロード]ボタン

アップロードを確認する画面が表示されます。

[OK]ボタンをクリックすると,指定したファイルのアップロードが実行され,アップロードされたファイルが定義ファイル一覧に追加されます。

指定したファイルの読み込みに失敗した場合は,KAJY00032-Eメッセージを表示します。

[ファイル指定(*.zip)]のテキストエリアに入力がない場合は,このボタンは非活性となります。

[図データ][閉じる]ボタン

画面を閉じます。

(2) [配布結果]ダイアログ

[配布結果]ダイアログは,アラート設定ファイルの一括配布機能で配布した結果を,配布先ホストごとに表示する画面です。

図2‒4 [配布結果]ダイアログ

[図データ]

[配布結果]ダイアログの表示項目を次に示します。

[配布結果一覧]

アラート設定ファイルの一括配布機能で配布した結果が,配布先ホストごとに表示されます。すべての結果を一覧に表示できない場合は,スクロールバーが表示されます。一覧の各項目は,項目名でソートできます。

表示するデータレコードが1件もない場合は「NO DATA」と表示されます。

[ホスト名]

配布先ホストのホスト名が表示されます。

[配布結果]

配布先ホストの配布結果が表示されます。表示される配布結果は次のどれかです。

  • 配布待ち

  • 配布中

  • 配布失敗

  • 成功

[メッセージ]
  • [配布結果]が「配布失敗」の場合

    エラー内容(REST APIの返却内容)が表示されます。

  • [配布結果]が「配布待ち」,「配布中」,「成功」の場合

    何も表示されません。

[図データ][閉じる]ボタン

画面を閉じます。