4.12.1 監視オブジェクトの[状態変更条件設定]画面
監視オブジェクトの[状態変更条件設定]画面の例を示します。
|
状態変更条件として設定する内容については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「8. システム監視オブジェクト一覧(セントラルスコープ用)」を参考にしてください。
なお,ここで設定する[共通条件]と[個別条件],および複数の[個別条件]はすべてAND条件となります。
表示項目を次に示します。
- [条件名]
-
監視オブジェクトの状態を変更するためのイベント条件名を入力します。指定できる文字数は63バイトまでです。
- [状態]
-
監視オブジェクトの状態を緊急,警戒,致命的,エラー,警告,正常,デバッグ,初期状態から選択します。
- [条件]
-
[共通条件設定]画面で設定されている共通条件をリストボックスから選択できます。[共通条件設定]ボタンをクリックし,表示される[共通条件設定]画面で共通条件の追加,編集ができます。
- [条件]
-
個別属性名,個別属性値が入力できます。また,入力した個別属性値に対する条件を指定できます。
個別条件にJP1イベントの基本属性を入力するときは,基本属性名の先頭に「B.」を,拡張属性を入力するときは,拡張属性名の先頭に「E.」を付けてください。
また,登録できる個別条件には次の制限があります。
-
登録できる個別条件の数は最大5
-
個別属性名は1〜32バイト
-
個別属性名には,先頭が英大文字で,以降英大文字,数字,および_(アンダーバー)。英小文字が入力された場合は,自動的に英大文字で表示されます。
-
個別属性値は1〜1,023バイト
-
個別属性値の合計は1,280バイト以内
-
個別属性名が等しい条件を指定できますが,比較条件「と一致する」は複数指定できません。
-
同一の個別属性名,個別属性値を指定した場合,比較条件として「と一致する」と「と一致しない」は混在できません。
個別属性値の右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現][ホスト名比較]のどれかを選択します。[ホスト名比較]以外を選択した場合,指定した文字列の英大文字・英小文字を区別します。[ホスト名比較]を選択した場合は,JP1/IM - Managerが保持するホスト情報を参照して比較します。[と一致する]でホスト名を比較した場合との違いについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「5.11.2 ホスト情報」を参照してください。
[追加]ボタンをクリックすると,入力した値が画面下の個別条件表示フィールドに追加されます。
個別条件表示フィールドで,個別属性名,個別属性値,または条件を選択し,[編集]ボタンをクリックすると,[個別条件編集]画面が表示され,設定済みの条件を編集できます。[削除]ボタンをクリックすると,選択した行が削除されます。
図4‒18 [個別条件編集]画面 個別属性にJP1イベントの拡張属性の共通情報,および固有情報を指定する場合は,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「3. JP1イベント」を参照してください。
-