3.37 [アクション結果詳細]画面
[アクション結果詳細]画面は,自動アクションの実行結果の詳細な内容を表示します。
この画面は,[アクション結果]画面で,[実行結果一覧]から項目を一つ選択してから[詳細]ボタンをクリックするか,選択した項目をダブルクリックすると表示されます。または,[アクション結果一覧]画面で,[実行結果一覧]から項目を一つ選択してから[詳細]ボタンをクリックするか,選択した項目をダブルクリックすると表示されます。
[アクション結果詳細]画面を次に示します。
表示項目を次に示します。
- [実行結果]
-
自動アクションの実行結果が表示されます。表示される項目を次に示します。
表3‒24 自動アクションの実行結果詳細 項目
説明
アクション通し番号
アクションを識別するための番号。
イベントID
受信したJP1イベントのイベントID。
イベントDB内通し番号
受信したJP1イベントのイベントDB内通し番号。
ただし,[アクション結果一覧]画面から[アクション結果詳細]画面を表示した場合だけ表示される。
イベント登録時刻
受信したJP1イベントの登録時刻。
ただし,[アクション結果一覧]画面から[アクション結果詳細]画面を表示した場合だけ表示される。
イベント到着時刻
受信したJP1イベントが自サーバに到着した時刻。
ただし,[アクション結果一覧]画面から[アクション結果詳細]画面を表示した場合だけ表示される。
プロセスID
実行したアクションのプロセスID。
系切り替えが発生して,アクション再実行用ファイルにアクションの情報が記述された場合は,「OUTPUT」と表示される。
状態
アクションの実行状態を表す次の文字列のどれか。
実行中,終了,状態不明(コマンドの実行結果が不明),実行不可(コマンド実行前のエラー),実行失敗(コマンド実行時のエラー),キューイング(先行コマンドの終了待ち),送信中,送信待機,抑止,キャンセル,強制終了
なお,アクションを再実行した場合,またはアクション再実行用ファイルに出力した場合には,次に示すように,状態の後ろに再実行の内容を示す文字列が表示される。
- 「-R」:
-
jcoimdefコマンドで-rオプションにOFF以外を指定し,アクション実行サービス起動時にコマンドを再実行した場合。または,アクション再実行用ファイルに出力された場合。(例:「終了-R」)
- 「-RU」:
-
[アクション結果]画面または[アクション結果一覧]画面の[再実行]ボタンをクリックして,アクションを再実行した場合。(例:「終了-RU」)
- 「-RD」:
-
jcoimdefコマンドで-rオプションにOFF以外を指定し,アクション実行サービス起動時に抑止されたアクションについてコマンドを再実行した場合。または,アクション再実行用ファイルに出力された場合。(例:「終了-RD」)
- 「-RUD」:
-
抑止されたアクションについて,[アクション結果]画面または[アクション結果一覧]画面の[再実行]ボタンをクリックして,アクションを再実行した場合。(例:「終了-RUD」)
- 「-D」:
-
抑止されたアクションでアクションの状態が「実行不可」の場合は「実行不可」の状態の後ろに「-D」が付く。(例:実行不可-D)
遅延
アクションの遅延が発生しているかを表示する。遅延した場合は「遅延」と表示される。
開始時刻
実行先ホストからアクションの実行を開始したことを受信した時刻。
投入時刻
実行先ホストへアクションを送信した時刻。
終了時刻
実行先ホストからアクションの実行を終了したことを受信した時刻。
終了コード
実行したアクションの終了コード。
アクション
アクションとして実行したコマンド。
ホスト名
アクションを実行したホスト。
- [メッセージ]
-
アクションを実行したときに出力されたメッセージを表示します。
- [再実行]
-
表示しているアクションの再実行を要求します。
再実行できるアクションの状態は,「キャンセル」,「強制終了」,「実行失敗」,「抑止」,「終了」です。このボタンを使用して再実行要求をするには,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限が必要です。
[再実行]ボタンをクリックすると,再実行要求をするかどうかの確認ダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,自動アクションの再実行要求の受け付けが完了します。
アクションの再実行を要求した場合は,この画面を閉じて元の画面([アクション結果]画面または[アクション結果一覧]画面)に戻り,[更新]ボタンをクリックして,アクションの状態を確認することをお勧めします。
なお,元の画面([アクション結果]画面または[アクション結果一覧]画面)から「キャンセル」,「強制終了」,「実行失敗」,「抑止」,「終了」以外のアクション状態を選択してこの画面を表示した場合,このボタンは非活性です。
- [アクションキャンセル]
-
表示しているアクションのキャンセルを要求します。
キャンセルができるアクションの状態は,「送信待機」,「キューイング」,「実行中」です。ただし,アクション実行先ホストのJP1/Baseのバージョンが07-00以前の場合には,キャンセル処理が失敗します。
このボタンを使用してアクションのキャンセルを要求するには,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator 権限が必要です。
[アクションキャンセル]ボタンをクリックすると,アクションのキャンセルを要求するかどうかの確認ダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,自動アクションのキャンセル要求の受け付けが完了します。
アクションのキャンセルを要求した場合は,この画面を閉じて元の画面([アクション結果]画面または[アクション結果一覧]画面)に戻り,[更新]ボタンをクリックして,アクションの状態を確認することをお勧めします。
なお,「送信待機」,「キューイング」,「実行中」以外のアクション状態の項目を選択した場合,このボタンは非活性です。